甘い罠-3
「どこでもいいかな??」
ハンドルを握りながら聞いてきた。
「どこでもって…」
「ホテルよ。ラブホテル。どこでもいい?」
「は、はい…」
ここまでセックスを急ぐ女は初めてだ。竜彦はタジタジだ。逆らえる雰囲気ではなかった。
車は地元でも高級部類に入るホテルに入った。車を停めて降りる玲香。遅れ気味に竜彦の腕に腕を絡ませフロントに急ぐ。
「ここでいい?」
「あ、はい…。」
なんと2時間で2万円の部屋だ。迷わずそこを選んだ。
(この人、慣れてるな…)
毎晩掲示板で男を漁り食べてまくっているのだろうと感じた。しかしこんな金持ちそうで美人な女が男に餓えている姿にムラムラっとする。
(こんないい女のこんなたまんない体を今から抱けるのかよ!夢みてぇ!!)
極上の女に不安など無くなった。不安よりもエロさが先に来る。玲香から香る溜まらない香水の香りに煩悩をやられる。気付いた時には部屋に入っていた。
「す、スゲー部屋…!」
あまりに業かな部屋に驚いていると、なんといきなり玲香が足元に跪づきズボンを脱がしにかかっていた。
「わっ!ちょっ…いきなり!?」
玲香は興奮気味に言う。
「大っきいペニス…早く見たいの…。ハァハァ…。」
まるで餌を求める野獣のような目つきにゾクゾクする。あっと言う間にズボンが下ろされた。そして手でパンツの上からペニスを悩ましく撫で始める。
「ゴクッ…。これは…、期待しちゃうわぁ…。」
悩ましげに嬉しそうな微笑を浮かべる玲香はゾクゾクする程の色気を発していた。
「ああ…」
ペニス慣れした手つきにどんどん気持ち良くなる。こんないやらしい手つきは初めてだ。まるでAV女優のようである。反応したペニスはグングンと堅さを増して行った。