甘い時間-6
「でも海斗ってさぁ、ただの釣りキチじゃないよね?釣りキチって感じじゃない。プロって感じ。だって釣り初体験の私にこんなにたくさん釣らせちゃう程教えるの上手いし、教える傍ら自分でもしっかり釣るし、釣りだけじゃない。手についた匂いをとっちゃう洗剤も持ってるし。これはもうプロだよ。」
「そ、そんな事ねーって。」
照れながらも嬉しい海斗。おにぎりをムシャムシャと食べて照れを隠す。
「こんなに楽しいのは海斗のおかげだね!ホント、楽しい。」
「そー言ってくれると嬉しいよ。たいていの女は釣りって聞いただけで興味なさそうに話をながそうとするからな。もし一緒に釣りに来ても、きっと釣れてる間はいいけど、今みたいに釣れなくなった時間になると飽きたから帰りたいとかぬかすんだろうからな。こんな時間でもそう言ってくれるオメーが嬉しいよ。」
「フフ。私も釣りキチになりそう。」
「アハハ!そりゃいいや!」
本気で嬉しかった海斗だった。
昼食を終え寝転がる海斗。少し目を閉じると気持ち良くて寝てしまいそうだ。思わずウトウトしてしまった。
「ん??」
眠る寸前。何か違和感を感じ目を開けた海斗は驚いた。
「な、何してんだ!?」
視線の先にはズボンとパンツを下げフェラチオしている瀬奈の姿があった。
「チュパ…。たまにはお外でどうかなって思って。」
「オイオイ、こんな所で…。」
しかし目覚めた瞬間からグングンと勃起させてしまう。
「誰もいないって♪」
構わずしゃぶりつく瀬奈。
「気持ちいい…?」
「う、うん…。」
そう言うといつものようにニコッと笑う。こんな青空の下でのフェラチオに、海斗は良くビーチもののAVを見ていたのだが、それらの映像が頭に蘇る。
(ヤベぇ…、ムラムラしてきた…。)
海でセックスする事に憧れていた海斗。瀬奈の巧みな舌使いに頭が悶々としてきてしまうのであった。