第45章 その指で、私をあなたの望む卑猥な娘にしてごらんなさい-2
昴がひたぎを強く抱きしめ唇を奪う。そして、ひたぎの敏感な場所で激しく指を使った。ひたぎが何かを言おうと唇を離そうとするが、昴はそれさえも許さず、ひたぎの体をまさぐり続けてそのまま絶頂へと追いやった。ひたぎが激しく体をくねらせながら太ももを震わせる。エクスタシーの余韻にひたるひたぎを、昴はしっかりと抱きしめていた。
「すばる・・・本当に私が好きなのね・・・世界を滅ぼすだなんて、まるで神話の神様のようだわ・・・でも、私の敏感な場所を弄ってそんな気になるなんて・・・変態のすばるらしくて好きよ・・・」
「ああ、ひたぎの狂おしく悶える姿は本当に魅力的だよ。今も見ているだけでイキそうだった・・・」
「昴、それが本当なら、もう一度、私の敏感な場所を弄りなさい。そして、卑猥に悶える三蜂ひたぎの声と姿に見とれて、体に触れることなく射精してみせなさい。それができたらあなたの思いが本物だと信じてあげる。そして、これまでの全てに罪を許してあげるわ」
昴がキスでそれに応える。昴の指が、分泌物で滑るひたぎの敏感な部分を滑る。しかし、その動きは、先ほどの激しいものと違っていた。感覚を集中していないと分からないほどに、指先がゆっくりとひたぎの粘膜をなぞっていく。
「ん、んんん・・・いやよ・・・私の体に火を着けておいて・・・そのイヤラシイ手つきはなに?」
「もっと、もっとひたぎを卑猥に悶えさせたい。それだけだよ」
「なんて人・・・もっと、もっと、卑猥な私の姿を鑑賞して、欲望を満たしたいと言うの?」
「そうだよ。僕は卑猥なひたぎの奴隷だ。ひたぎが卑猥であればあるほど、僕はひたぎに精を捧げ、忠実な奴隷となる」
「いいわ。すばる・・・あなたのその指で、私をあなたの望む卑猥な娘にしてごらんなさい・・・」
昴がゆっくりと小陰唇の外側をなぞっていく。
「あっ・・・あっ・・・あっ、あっ、あっ・・・すばる。そこじゃない・・・」
「どうして欲しい?」
「私が欲しい場所を分かっているでしょう?」
「ああ、もちろん」
昴は左手を添えて、ひたぎのクレバスを左右へと開き、その内側を露にする。そして、右手の人差し指を小陰唇の内側へと差し入れ、膣口の粘膜を下から上へと撫で上げていく。
「んああ、そうよ!」
指は膣口の分泌物をたっぷりとすくい取り、ひたぎの期待する場所へと進んで行く。しかし、届く寸前に人差し指は右側へと逸れ、その周りを一周して左側から膣口の粘膜へと戻っていく。
「はっ、はっ、んああ・・・いやあぁ、どうして・・・」
人差し指がもう一度、上っていく。今度こそ。期待に膨らむひたぎを裏切り、昴の指はまたもや周りだけをなぞって膣口の粘膜へと戻っていく。何度もそれが繰り返される。ひたぎは焦れた。それだけでも痺れるような感覚が走り抜ける。しかし、それは絶頂への階段を駆け上るには、あまりに物足りなかった。
「すばる。意地悪しないで・・・」
「僕はひたぎの奴隷だ。ひたぎの命令に従っているだけだよ」
「なら、はやく!はやくなさい!」
「ひたぎの命令は、ひたぎを僕好みの卑猥な娘にすること・・・だからひたぎ、弄って欲しい場所があるなら、自分の口で弄って欲しいと言うんだ!」
「いやあ、すばる。揚げ足を取り、人の弱みに付け込むなんて性犯罪者としても最低だわ。でも、そんな昴に応えてあげる・・・すばる・・・ああ、いやよ。恥ずかしくていえない・・・」
「だめだ。卑猥な娘になって八蜜昴を虜にするんだ・・・」
「ああん、恥ずかしい娘に欲情する最低な男・・・いいわ口にしてあげる・・・私の・・・私のクリトリスを弄りなさい」