たそがれドライバー-4
「さあ、やりましょうか?」
「はい」
峰はさっき言われたとおりに台の上に乗った。
「じゃいきますよ。大きく息を吸って。はい、そこで止めて」
カチャ。
「もう一枚いきます。大きく息を吸って。はい、止めて」
カチャ。
「はいOKです」
「ありがとうございました」
峰は本当にいい体をしていた。このまま服を着られたらもう見れないじゃないか。そう思うと名残惜しくなった。里山は何かいい手はないか考えた。
「峰さん、乳がん検診って毎年受けてます?」
「いいえ。忙しくて、基本的な健診は毎年受けてるんですけど、乳がんはしてないですね」
「失礼ながら申し上げるとあなたのような大きい乳房の方は乳がんになりやすいんですよ。よかったら今触診だけでもしましょうか?」
「え?」
「そうか、お客さんに会うんでしたね?時間ないですか?」
「いえ、少しの時間ならありますけど」
「だったら遠慮なく。いかがです?」
「その・・・料金は?・・・」
「いりませんよ。だけど、もしシコリがあったらどんなに忙しくても病院行ってください」
「わかりました」
「お風呂のときに自己診断とかしないんですか?」
「それも本当は必要なんだろうけど、やってません。疲れてると何か面倒くさくてね」
「旦那さんに頼んだら?」
「あ、私バツイチなんです」
まずいことを聞いてしまった。里山は額に手を当てた。
「失礼しました。余計なこと聞いてしまいました」
「いいえ。気にしないでください」
「本当に申し訳ない」
「いえいえ。気にしないで」
里山は一呼吸置いた。
「じゃ、乳がん検査しますね」
「はい」
「椅子がないので立ったままでいいですか?」
「はい」
「じゃ私に背を向けて」
里山は峰の背後から手を前に回しゆっくりと両胸を揉み始めた。何という至福の時間なのだ。岩城が帰ったときはむかっとしたが、あいつが帰ったおかげで今こんなにいい思いができているのだ。
「こういうところにもできるんですよ」
里山は両乳首を指でつまみだした。ネジを回すように指で擦る。擦る。擦る。すると峰の様子が変になっていった。僅かにうめき声を出しているようだ。
「あ あ あ あ あ ああ あ」
峰は瞳は閉じていた。さらに激しく乳首を擦る、次に乳首を引っ張る。引っ張る。引っ張る。
「ああ ああ あ あ あああ ああ」
峰は息も激しくなってきた。
「峰さん。大丈夫ですか?」
「はああい。何かいい気持ちなの」
里山は抑えていたモヤモヤがもう抑えるのが不可能になってきた。里山は自然と峰の陰部を探っていた。峰は抵抗する気もないようだ。峰の陰部は確実に濡れていた。里山は割れ目を何度も指でなぞった。指を溝に落として線を引くように何度もなぞった。
「どうです?峰さん」
「あああ あああああ 感じます」
さらに激しく指を擦っていく。そうだ。里山はポケットから岩城にもらった例の小瓶を取り出した。
「峰さん、もっと気持ちよくなりたいですか?」
「気持ちよく?」
「ええ。気持ちよく」
「大歓迎よ」
峰は半分意識でも失ったようになった。
「峰さん、起きてますか?」
「起きてます」
峰は虫ように小さな声だった。
「峰さん、これから気持ちいいことしてあげますね」
「お願いします」
里山はふたを開け液体を指に垂らすと峰の膣内に入れて塗りだした。