由美子の母孝行-9
10.
耀子が戻ると、由美子は耀子の布団の上に正座をして、顔にタオルを押し当てている。
「どうしたの由美子」
「お母さん、あんまりだわ」
涙でくちゃくちゃの顔を耀子に向けると、由美子は耀子をなじった。
「いくらあたしがいいって言ったからって、あれほどまですることないんじゃない。博さんは、あたしの彼よ。オマンコだの、死ぬだのって、あたしだって滅多に言わないことをあんな大声だして、何をしたのよ」
「それはお前によがり方を教えようと思って大袈裟にやっただけで、博さんと最後の線を超えてはいませんよ。嘘だと思うなら、自分で聞いてごらんなさい」
由美子はタオルで顔を拭うと、納得しかねる顔で耀子の部屋を出た。
由美子は博の床に戻ると、何食わぬ顔で博の身体に腕を廻した。
「お母さん、とっても喜んでいたわ」
「そう、君の頼みだから引き受けたけど、喜んで呉れてよかった。でも、僕には君が一番だ」
博は由美子の乳房に手を伸ばすと、男根を太股に押し付けた。耀子との絡み合いで、刺激されたまま射精をせずに済ませた陰茎は、由美子に触れて急速に雁首を膨らませた。
腿に博の熱い塊を感じた由美子は、ようやく耀子の言ったことが嘘でないと思い始めた。
(あたしと母と2回も射精したら、こんな元気な筈はないわね)
「博さん、母となにしたの」
由美子は、博に腰を摺り寄せると、甘え声で聞いた。
「うん、ただじっとハグしただけだよ。お母さんひどく感激したらしく、一人で声を上げて気分を出していたけど、あれでよかったのかな。お陰でこっちも気分が出てきて、由美子が早く帰って来ないかって待っていたんだ」
そう言うと博は、腰を由美子の腿の上に競り上げ、亀頭を由美子の股間に近付けた。
由美子も由美子で、母と博のよがり声を聞いて気が揉める一方で、欲情の炎がメラメラと燃え盛っていた。
股間に近づく亀頭を腿に感じて、思わず由美子の手が博の股間に伸びた。
陰毛から突き出た陰茎を探り当てると、由美子の指は雁首へ、亀頭へと移っていく。鈴口の先端に指が達すると、ぬるりと滑る。
「博さんっ」
由美子の声が上ずった。
11.
由美子は陰茎を掴むと、自分の割れ目に押し当てる。
博はそのままの姿勢で腰を送り込んだ。
鈴口が小陰唇の間に滑り込む。
「博さんっ」
由美子は更に腰を摺り寄せる。亀頭が膣口を押し開く。博が小さく腰をしゃくると、亀頭は膣口を出入りする。
「ふううん・・焦らさないで入れて・・」
「僕を愛してる ?」
「決まってるじゃない・・、博さんこそ本当に私を愛してる?」
「君のえくぼが可愛い」
「お母さんと本当に何にもなかったのね」
「決まってるじゃないか、何かあったらこんなに元気な筈ないだろう」
「嬉しいわ、博さん優しいのね」
膣口の出入りで擦られて、亀頭はいっぱいに傘を広げる。