Mの魔性-1
「川来さん、入金確認してくれるかな?」
「はい。」
「松田さん、この日付、間違ってない?確認して?」
「はい、すみません。」
奈緒の働く姿はかっこいい。翔太でなくても男性行員は奈緒に憧れの視線を向けている。
「松上部長、いいよなぁ!」
「美人だし、仕事できるし、それに…」
「オッパイでかいしね!」
いつも男性行員は騒いでいた。当然性の対象として見ている。それもそのはず、奈緒はフェロモンを抑える事はしていないからだ。色気ムンムンの奈緒に男性行員達はムラムラさせられていた。しかし部長である奈緒におかしな真似をしようとする者はいなかった。上司におかしな真似をしたらどうなるか辨えているからだ。
(でめ本当は松上部長はあんなにいやらしいんだよ…)
自分しか知らない奈緒の姿には優越感を感じる。たまに目が合うとニコッと笑い返す奈緒が嬉しい。あんな美人が自分の欲求を全て叶えてくれるのだ。夢のようだ。
(フェラチオされたいです。)
仕事中、そうメールをするとすぐに返事が来た。
(分かったわ。)
すると奈緒が翔太に歩み寄ってきた。
「安本君、金庫に同行してくれる?」
「あ、はい…」
奈緒は翔太を連れ出した。金庫に入り鍵を閉める。防犯カメラは金庫の中のさらに中への扉しか映していない。死角に回り込んだ2人。翔太を壁に背中をつかせ、奈緒は足元に跪く。
「我慢できなくなっちゃったの?」
「は、はい…!」
「しょうがないわね…。ンフッ。」
ベルトを緩めズボンとパンツを下ろした奈緒は翔太の皮を剥きペニスをくわえしゃぶり始める。
「ああ…気持ちいい…」
「チュパッ、チュパッ」
部下の性欲を口で満たした奈緒。口を開き翔太に見せる。
「わっ…!」
奈緒の舌の上の自分が出した白い精子を見て嬉しがる。そんな翔太を見ながら口を閉じ精子を飲み込んだ。
「ゴックン…。美味しい…。」
何とも言えない気分だ。その後ペニスをきれいに舐め取り着衣を正してもらった。
「残り時間、頑張れる?」
「はい!メッチャ仕事します!」
「うん。」
2人は何事もなかったかのように仕事に戻った。
奈緒はいつでも翔太の要望に応えた。まるで恩を売っているかのように…。