神谷屋敷2-7
佳夜は顔を真っ赤にさせる。その態度は慎の質問を肯定している。
先端を彼女のそれに微かに触れさせ、慎は佳夜に語りかける。
「佳夜…これが欲しいか?」
「は、はい…欲しい、です…」
「ならば自分でおねだりしろ。何がどこに欲しいのか」
「…し、慎様の硬くて大きいおち○ぽを、私のいやらしいお○こに突き込んでいっぱいかき回してください…」
佳夜は更に顔を赤くさせ、はっきりと口にする。
「いい子だ…」
そして、正常位のまま突き入れた。
グチュッ!
「あ、ああっ…!んはぁ…」
とてつもない圧迫感に、佳夜は軽い絶頂を迎える。
膣内がこれほど隙間なく埋まっているように感じるのは初めてだった。
やがて先端が奥にまで到達する。
しかし、慎のソレは完全に入りきれていなかった。
更に奥へと押し込む。
「ひっ…!あ、あああ!」
まともに呼吸が出来ない。奥の、更に奥まで入りこまれ、子宮まで到達するのではと感じたくらいだ。
全部入りきった後、慎はゆっくりと腰を前後させる。
「ひゃ、ん、あっ!すご…いぃ!」
慎のペ○スが動くたびに、佳夜の膣内の感じるポイントに当たっていき、絶え間なく強烈な快感を与えられ続けた。
佳夜にとって慎の一物は、これ以上はないというくらいの最高の相性だった。
一方、慎の方も佳夜から送り込まれてくる快感に驚いていた。
かなり快感を得ることが鈍い自分の体が、早くも佳夜の中は気持ちいいと思い始めている。
佳夜の膣内はこの世に2人はいないだろうと思っていた、イリスの名器に匹敵する。
自然と腰のスピードが早まっていった。
腰を突き入れる度に、仰向けになっても形の崩れない美乳がブルンブルンと揺れる姿は、何とも扇情的な姿だった。
佳夜の腰に添えていた手を両胸にもっていき、激しく揉みしだく。
「あ、ん、ん、ふ…ぅ…!」
どれだけ揉んでも飽きることがない、最高の肌触りだった。
無論この時も、ストロークを緩めていない。
それどころか更に激しさを増し、結合部からはグチャグチャという水音がはっきりと聞こえていた。
中に入っているだけでもとてつもない快楽を与える一物が、絶妙の腰遣いで佳夜を犯しているのだ。
もはや絶頂を迎えるのは目前だった。
「ああ!だめっ…いきそ…!ん、は…!」
佳夜の言葉を聞き、慎は全力で打ちつける。
そして、
「あ、あ、ああああ!」
両脚はピンとつま先立て、ピクピクと震えている。
顔は喜悦に染まり、口は開ききってだらしなく舌を垂らしていた。
とりわけ凄まじかったのは佳夜の膣内である。
とてつもない締め付けが起こり、中の一物を襞が絡みつきながら射精を促す。
茂であればここで果てていただろう。
だが、相手は慎である。
「はぁ、あ、ん…え…?あああ!?んあ、ああん!し、慎様!?」
達したばかりで、興奮の冷めぬ佳夜を容赦なくえぐる慎。
「すまない佳夜。俺はまだいっていないんだ。もう少し付き合ってくれ」
「そ、そんな…んあ、ああ、くっ…は…」
さっきの絶頂感もとてつもなかった。目の前が真っ白になって、身体がバラバラにされたかのような悦楽。
あんなのを立て続けに迎えれば、自分はどうなるんだろう…?
佳夜が考えを巡らせているうちにいつの間にやったのか、今度は後背位にされて貫かれていた。
正常位とは違う別の部位に一物があたり、快楽を増幅させる。
佳夜は両胸を揉まれながら、最初から激しく腰を打ちつけられる。
早くも次の絶頂が訪れようとしている。
そして、佳夜はいつ終わるとも知れない官能の世界へ呑まれていった。