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神谷屋敷
【その他 官能小説】

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神谷屋敷2-8

慎が佳夜との情事を始めて数時間後、イリスは慎のいる別荘に到着した。
何度か慎と訪れたことがあるので、迷うことなく彼がいるであろう寝室へ向かう。
部屋が近づく度に女の嬌声がはっきり聞こえてくる。
部屋の外で平伏しつつ襖を開ける。
「失礼します、慎様」
「イリスか…よく帰ってきた」
部屋では女が対面座位で貫かれていた。ただ、女は佳夜ではない。侍女としてここへ来た紫乃だ。
他に一緒に来た侍女も慎の体を嬉しそうに舐めていた。
この女性達は、慎が昨夜茂を自室に留めさせるように命じた、元茂の奴隷女達である。
イリスの女性達に対する視線に気づき、慎が答える。
「こいつらに、この前のご褒美をやっていなかったんでな。佳夜も気を失ったんで代わりにご褒美をやってるんだ」
その佳夜はといえば、慎の横で寝ていた。
「狂ったのですか?」
佳夜を見てイリスが言う。
「いや、さすがは俺が見込んだ女だ。幾度も絶頂を迎えたのに、理性もちゃんともっている」
慎のセックスは控えめに言ってもかなり激しい。
今まで慎が抱いた女の中でも、常にいかされつづけ、精神をおかしくしたものも何人かいる。
「しかし…ほんとにいい女だったよ。二回もいくことができた」
慎の達しにくい体を知っているだけに、イリスはその言葉に驚く。
イリスですら、慎を二度の絶頂を迎えさせることはそうないのだ。
それを佳夜は初めてでやった…
イリスの中に嫉妬心が急速に膨らむ。
慎も無表情の中に隠されたイリスの心中を察し、即座に言葉を放つ。
「イリス。お前は俺にとって最高の女だ。今までも、これからもずっとな」
「は、はい…」
慎の一言でイリスの嫉妬はどこかへといき、慎に奉仕をしたくてたまらなくなる。
「ひゃ!あ、あ、あ!」
慎は急にストロークのピッチをあげ、紫乃を絶頂に迎えさせる。
紫乃が達した後、一物を引き抜きイリスと対面する。
「報告を聞こうか」
「はい」
イリスは茂の殺害に成功したこと、それに関する根回しについても説明する。
「茂殿の死は、移動中の事故ということにしています」
「そうか。ご苦労だったな」
「いえ…それより佳夜の方は?」
「問題ない。調教はさすがにしていないが、忠誠心はしっかりしている」
「そうですか…あの…」
そう言ったきりもじもじとするイリス。
「どうした?」
と慎が言うと、イリスは私服と下着をさっと脱ぎ、両脚を大きく開いた。
そこは既にしっかりと濡れていた。
「私にお情けを下さい…ここに来る途中も、慎様の事を考えて濡れちゃって…。それに茂殿の匂いが消えない気がするんです。慎様の匂いで消してほしい…」
イリスがここまでおねだりをするのは珍しい。
余程茂とのことでフラストレーションがたまっていたのだろう。
慎は返事の代わりに、イリスのマ○コへ突き入れることで返事をした。
「んあああ!」
そのまま激しい勢いで打ちつけ、イリスにキスをする。
「ん…じゅる…チュパ…レロレロ…」
自ら舌を差し入れ、慎の口内を舐め回すイリス。
随分積極的だ。
今日は眠れないかな…
そんな事を思いながら、これからの自分の生活、神谷のこと、そして、目の前で淫らに喘ぐ愛しい女奴隷の事を考えていた。


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