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ひこうき雲
【SM 官能小説】

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(その2)-8

ううっ…

花肉の溝にねっとりと絡むトオルの卑猥な指使いに、私は思わず嗚咽を洩らした。

女のあそこを悦ばせる特別の媚薬なのよ。男のものが欲しくて欲しくて我慢できなくなるくら
い疼くわよ。お尻の穴だけでなくて、こっちの穴も同時に楽しめなんて、うらやましいわ…と、
トオルが卑猥に囁く。

どっ、どういうことよ。こんな媚薬の話なんて聞いてないわ。打ち合わせと違うじゃないの…
私は声にならない嗚咽を喘ぐように洩らし、トオルを睨みつける。そんな私をせせら笑いなが
らもトオルは指の動きを止めない。小瓶から何度も掬った粘液を肉襞の奥深くに執拗に塗りつ
ける。

その様子を離れたところで見ていたK…氏がうっすらとした笑いを浮かべている。しだいに
妖しい微熱を含んだ肉襞が、挿入されたトオルの指を無意識にひくひくと緊めつける。
あらあら、もうこんなにいやらしく疼いているじゃないの。潜らせた指をゆっくりと抜こうと
するトオルがくすくすと淫靡に口元を歪める。


膣孔の媚肉が塗り込められた粘液によってひとりでに収縮を繰り返している。陰部にひろがる
脈々とした疼きと腹部をきりきりと喰い絞める排泄欲が、自分のからだとは思えないような
苦しげな唸り声をあげ始める。

お尻の穴がひくひくと痙攣し、ぎゅっとアナル栓を緊めつけると同時に膣孔の襞が弛緩を繰り
返す。しだいに増してくる疼きと便意の苦しさで、額に脂汗を滲ませた私は吊られた体を大き
く仰け反らせる。陰部の肉襞にむず痒い火照りが次々と湧き、膣孔を掻き回される淫靡な疼き
とともに、腹部の中はまるで無数に潜む蛔虫が這いずり回るような淫靡な唸りが聞こえる。


…ううっ…うっ…

やがて灼けるような便意とともに急激な陰部の痺れがじわじわと下半身を襲ってくる。苦しさ
に喘ぐ私の腹部をトオルは、ゆっくりと撫でる。私はその淫猥な彼の掌から逃れるように顔を
よじる。

うぐっ、ぐふふっ…

吊られた裸身をくねらせ、悩ましく腰を振り、尻穴をひくつかせ、お尻に挿入されたアナル栓
を強く喰い締める。やがて淫穴が烈しくよじれる疼きとともに、便意は無数の人食い蟻が腸の
内襞に群がり喰いつくような痛みに変わってくる。カメラのレンズに晒された私のからだに吹
き出した汗が流れる。


浣腸液で膨れた私の下腹にトオルは指を強く喰い込ませ、ねっとりと揉みあげる。あらあら、
赤ちゃんでも生まれそうなくらいパンパンだわ。トオルは私の腰を抱え込むようにして執拗に
便意を煽るのだった。

…やっ、やめてー

私は声にならない叫び声をあげる。トオルの甘美な指使いに、排泄の欲求に耐える苦痛がなぜ
か淫らな快感に変わってくる。私は額に汗を浮かべながら、眉根を悩ましく寄せ、腹部の中を
激しく引き裂かれるような便意に悶え苦しむ。


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