性の手ほどき-1
この夜 老僧との情事が女の性を蘇らせてしまったあい子であった。
乱れた襦袢を正し手櫛で乱れた長い髪を整えた。
「堪能されましたか、檀家さんではないのでちょくちょく顔は出せませんので またご主人さまと交わりたいと思う時はわしの寺に参られよ」
講徳は立ち上がるとあい子と何事もなかったように仏間を出て玄関に向った。
居間に眠っている勝男の傍を通る時講徳は言った。
「あい子どの、この青年は不自由な身じゃ あちらの世話もしてあげなさい」
「あちらと申しますと」
あい子は小さな声で尋ねた。
「あちらじゃ、この青年も男盛りじゃ性欲の盛んな年頃じゃ・・その処理の仕方も教えて
しんぜるのじゃ」
「そんな事・・・・」あい子は赤面し様子で玄関に講徳を送った。
「お前さんはとてもお美しい、亡くなった主人もさぞ無念じゃろう また逢いに来てくだされ」
講徳はそう言ってバイクに跨ると夜道を去っていった。
その数ヶ月たった六月、山郷は田植えの時期を迎えていた。
あい子も近所の田植えの手伝いと勝男の慣れない世話で相当疲れていた。
そんな様子を勝男は察してすまないと思っていた。
「おばさん、腰でも揉みましょうか」あい子を誘った。
「そう、ありがたいわ 頼むね」
食事を済ませたあい子は野良着姿で勝男の前に座った。
勝男は手探りであい子の後ろに回ると肩から揉み始めた
「ああ・・・気持ちいいわ」
「だいぶん凝ってますよ、毎日ご苦労様です」
「何をかしこまって勝男ちゃんたら」
あい子は笑いながら勝男に身をまかせた
「さあ、うつ伏せになってください」
「はいお願いするわ、今日も腰を曲げていたから痛いわ」
やはり弾力のあるあい子の肉体に触れると勝男は変な気分になった、いつものように腰に跨り大きな尻に股間が触れると次第にペニスが硬くなっていく、そしてまたこすり付けるのである。
それを尻肉に感じるあい子は講徳の言った事なのだと思った。
「おばさん、今度は足を揉むから仰向けに寝て」
「はい、今日ふくらはぎが痛いの 頼むね」
「ああ気持ちイイ」
勝男は足を自分の膝に乗せてふくらはぎをもみ返した。
「腿は張ってませんか・・」
「そうね、お願いするわ」
勝男の手が初めてあい子の太股に触れた、柔らかい肉触を感じながら腿の付け根に及んだときだった。
「ああッ・・ 勝男ちゃ、そこはいいわ」
「すみません」
勝男は慌てて手を引っ込めた
「いいのよ、謝らなくてごめんね」
あい子は拒んだ事で勝男を傷つけたのではないかと内心 心を痛めた。
その晩、勝男を風呂に手を引いて風呂に連れて行った時あい子は言葉をかけた。
「勝男ちゃん、今日は一緒に入ろうか背中流してあげる」
勝男はその言葉に驚いた様子で立ち止まった。
「どうかした・・いいのよ恥ずかしがらなくても」
風呂の戸を開けると脱衣場に入った、勝男が目が見えない事もあってか、あい子は野良着をさっさと脱ぎだ。
白い餅肌と豊な乳房、腰から尻の曲線が四十路とは思えない肉体である。
「さあ、勝男ちゃんも脱いて」
勝男は恥らうように浴衣を脱いだ、そして前を手で隠すようにして木のイスに座った
「立派な身体になったね、こんな小さな頃からおばあちゃんと来てたもんね」
あい子は勝男の背を流しながら呟いた
「さあ湯舟に入ろう」
手で支えながら狭い湯舟に浸かるのだった。
勝男の肌にあい子の柔らかい裸体が触れる、いつの間にかペニスが硬く勃起し始めたのである。
暫らく無言で浸かっていたのだがあい子は勝男声をかけた
「おばさんが洗ってあげるから出て・・」
勝男は恥ずかしそうに立ち上がって洗い場に出た
あい子は固形石鹸を手に取ると泡立てた
「あッ、おばさん」
「いいのよ恥ずかしがらないで、男の人はだれも一緒なんだから」
ピンピンに勃起したペニスにあわ立てた手で握った。
「気持ちいいでしょう・・」
「ぁぁ・・・・気持ちいいです」
「さあ、ゆっくりとこうすると気持ちよくなるのよ」
あい子は握った手を扱き出した
クチュ クチュ 勝男は目を閉じた。
「知ってた・・・○○ズリと言って男の人はよくやるのよ、気持ちイイでしょう」
「ぁぁ、おばさん」
あい子の手が次第に速くなってゆく
ズキン ズキン 快感が勝男を襲う
「さあこうして硬くなった○チンチンを女性の秘めた場所に入れ結合して精子を出すの、すると赤ちゃんが出来るのよ」
「ううう・・・・出ます」
「いいわ、出しなさい おばさんのオッパイに」
「アア・・・でる〜」
ドピュ 堰を切ったようにあい子の乳房に飛んだ、あい子は優しく勝男を抱きしめるのであった。