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乙女☆大作戦
【女性向け 官能小説】

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-3


同じように揺れる二つの身体が
私たちの心のようにリンクして
お互いにお互いを抱きしめ合う。

「好き。好き。まさるっ」

昨日から、昨日のキスから自分の中で芽生えて
取り消して、取り消しても消えなかった感情を
その相手にぶつけながらキスをした。

「美咲」

私の首筋に顔をうずめて
狂ったように首筋にキスを繰り返し
さっきより早くなった律動に私の中の何かが小さく震える。

「はぁ・・はぁぁ・・・ぁ」

息遣いが荒々しくなるのと同時に
私の中で小さな震えが痙攣となって私を飲み込む。

「んぁっまさるぅ・・・」

好きな男の名前を呼びながら
私はその痙攣の渦の中に飲み込まれていった。

山崎もそのまま私と一緒に私の痙攣と呼吸を合わせて
ふたりで飲み込まれた。


そのあと、息が整っても
山崎は私を抱きしめて、離そうとはしなかった。





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