性奴隷・沙夜子-13
「タロがキミを狙ってる・・ 目を合わせるなよ。 今はサヨと交尾中だからいいけど、ヤリ終わった後で、今度はキミが襲われる」
「フヘヘ・・ 忘れるなよ、オレも狙ってるぜえ」
からかうような態度で、鬼塚が挑発する。
「クソオニ! このサイコ野郎が・・」
「なんだって? けなすのもいい加減にしろよ」
鬼塚の顔色が変わり、ドスの利いた低く唸るような声で脅しかける。
「・・お前も喰ったんだろ? ブタの生肉」
「ああ、その通り。 最近、タンパク質が不足していたんでね」
「そして、強精剤」
「さあな」
「とぼけんなよ。 ビーストキング。 最近、巷に出回ってる危険ドラッグだ」
徐々に真琴の語気が荒くなる。
「・・ステロイド系のドーピング剤とヤクのブレンド。 赤血球を増加させるエリスロポエチン、筋肉を増加させるスタノゾロール・・
中枢神経を刺激してリミッターを外す覚醒剤、性感を刺激するアッパー系のハーブ・・
体力を使い果たすまで性欲を持続させる、悪魔のようなクスリだ」
「ほお、よく知ってるな。 まだ一部の得意先にしか売ってないんだが・・ どうやら内通者が居るようだな!」
鬼塚の目に、怪しげな光が鈍く輝いている。
「ビーストキング、お前も試してやろうか? この世では味わう事の無い極上の快楽を知れ!」
「ふん、それを散々試したのが、お前やタロじゃないのか?」
途端に鬼塚の表情が強張った。真琴の推測は、ズバリ的を射たようだった。
「くっくっく・・ 確かに体力の消耗は激しいが・・タンパク質はたっぷり摂ったからなあ。 これから二日間はギンギンのビンビンで絶倫状態さ!」
「お前まさか・・ そのドラッグ、サヨねえにも飲ませたのか?」
「イエス、イエース。 そう、沙夜子とタロにたっぷりな。 しかもスペシャルブレンドをドリンク剤と皮下注射でたっぷりとな」
「なっ・・・・」
真琴は、次の言葉を言いかけて、ぐっとこらえた。
「ぐふ、ぐふふふ・・ お前、何か言いたそうだな。・・まあ、沙夜子にも生肉をガッツリ食べてタンパク質を補給してもらったからな。
これから二日間、ノンストップで乱交パーティーだ」
鬼塚は、立ち尽くす二人を尻目に、沙夜子の傍へ近寄ると、床に落ちていた内臓の切れ端をつまみ上げ、沙夜子の口へ運んだ。
「さあ、オレの沙夜子、生肉だ、たっぷり食べろ・・そして、もう一本ドリンクを飲め・・そうだ、よし、よし・・」
どんより濁った虚ろな目を泳がせながら、鬼塚が差し出したビンの口に唇をとがらせ、喉を鳴らしながら吸い付くようにしてゴクリ、ゴクリとドラッグを飲み干していく。
「ぐふふ。 喉が渇いていたようだな」
空になったドラッグのビンに、なおも吸い付く沙夜子を見て、鬼塚の顔に凶悪な笑みが覗いた。
「沙夜子、そんなに喉が渇いてたのか。 ほら、オレ様の唾をあげよう」
鬼塚は、カーッと唸ると、半開きになった沙夜子の口にめがけて、痰や泡の混じった唾を吐きかけ、どろりと垂らした。
沙夜子は口を大きく開け、大量の唾を口腔内に受け止めた。そして、ゴクリ、ゴクリと喉を鳴らし、おいしそうに飲み下していった。
「すばらしい・・ ふふ、このドラッグさえあれば、どんな貴女であろうがド淫乱で忠実な性奴隷に早変わりさ!」
鬼塚は、今度は自慢の怒棒を沙夜子の顔面に差し出し、その先端を唇に押し当てた。
「そら、もっと沢山飲ませてやるよ・・ なにせ、これから二日間はノンストップだからな。 熱中症にご用心だ」
パンパンに張り詰めた亀頭の先端を沙夜子はチュウチュウと吸い始めた。やがて、艶めかしくネットリと舌を絡ませ、慣れた手つきでキュッキュとしごいていく。
「うお・・お・・ いきなりかっ、 いいぞ、沙夜子」
ビュルビュルビュルッ! それまでパンパンに張り詰めていた怒棒が一気に臨界点を突破し、沙夜子の口内で暴発してしまった。
「おおおおお・・ もう出ちまった・・ ハハ、これでしばらくは出ないぞ、しっかり味わって飲めよ」
ドラッグのせいか、鬼塚は真奈美のことは眼中に無いらしい。今は断然、沙夜子を犯すことに興味が移っているようだ。
「真奈美・・帰るぞ」
「え!? どうして? サヨねえさん、助けないの?」
「これから、キミには見るに堪えない事が始まるからさ」
真琴は真奈美の腕を引っ張り、地下室の入り口の扉へ戻るように促した。
「さあ、オレの沙夜子、黄金水だ、たっぷり飲めよ」
沙夜子の喉元からは、ショアアアと勢いよく放流される小水の音が聞こえてきた。
続いて、ゴキュ、ゴキュと旨そうに一気飲みする音が響いた。
真奈美は、思わず目を背けた。普段は清楚で知識人のように振る舞う沙夜子が、今は人間以下の、奴隷以下の仕打ちを受け、それを嬉々として受け入れているのだ。
「どうした、お嬢ちゃん。 見るに堪えられないのかい? ちなみに調教中のあんたも、こんなモンだったけどなあ。 ぐへへへ」
鬼塚の言葉に、調教中の断片的な記憶が蘇り、真奈美は赤面してうつむいてしまった。
「さあ沙夜子、一休みしたら・・」
そう言って、鬼塚は近くの戸棚に置いてあった太いバイアルを2本取り出した。
「たっぷり楽しもうぜ」
次に注射器を2本取り出し、バイアルの中身を吸い出して注射器に移し替えた。
そして、ゆっくりタロの背後へ回り込むと、注射器を握った両の腕を左右から伸ばした。