淫愛-2
「さぁ、さっそくだけど始めようか」
翔太は大の字で拘束された夕月にゆっくりと近づいていく。
今までにない異常性を発揮している幼馴染に夕月は恐怖を覚えた。
「まずは……ここだ」
「っ……」
翔太は制服姿の夕月のブレザーの上から胸を鷲掴みにする。
夕月の胸は巨乳と言えるほど大きくはなかったが、ハリと弾力のある形の良い美乳であった。
そんな乳房を翔太はゆっくりと味わうように揉みしだく。
「ふふっ……すごく柔らかいよ長谷川さん?」
「っふ……んっ……」
時間をかけて限界まで性欲を高められた体は、夕月の意思に反して翔太の愛撫に反応してしまう。
口からは甘い吐息が漏れ出し、胸を揉まれる度に夕月の体はビクビクと不規則に跳ねた。
「どうかな?初めてだから、あんまり自信は無いんだけど」
「……」
「だんまりはひどいな。そんな悪い子にはお仕置きだ……」
「ひぃぁ!!?」
翔太は乳房を揉んでいた手を、その先端に持っていって指で摘む。
突如訪れた強烈な刺激に、夕月からは驚愕の声が上がった。
「あれ?どうしたのかな……?ここ、どうかしたの?」
「あっ……やめっ……ひぃやぁ!!!??」
「おいおい、どうしたんだよ?まさかとは思うけど……男に無理やり触られて、感じてるんじゃないよね?」
「ふぁ!!!み、耳元で囁かないで……ひぃぅぅぅ!!!!!」
翔太は夕月の乳首を、強めの力でギュッと抓る。体の中に響くような痛みに、夕月は体をエビ反りにして収まるのを待つことしか出来ない。
夕月の息が詰まり、呼吸が乱れた所でようやく指の力が弱まった。
「ッ〜〜〜〜〜はぁ!!!!!はぁ……はぁ……」
「ねぇ、この胸の突起は何なの?何だかコリコリしてきてるけど……?」
「うぁぁぁぁぁ……」
翔太は夕月の両乳首を乳房に押し付けるように転がす。他人に触られたことなどない場所を好き勝手に弄られる感覚に、夕月の体は翻弄されるしかなかった。
呼吸は徐々に速まり、乳首の熱さは体中に広がっていく。
「ほら、、この勃っているのは何なのか言ってごらん?」
「っあ!!!ひっ……んぁぁ!!!」
「言え」
「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
翔太は再び夕月の乳首を抓りあげる。ただし、今度は本気でである。
あまり力の強くない翔太の行為とはいえ、敏感な場所を男の本気で抓られた夕月は声を上げることすらできずに身もだえる。
どれくらいの時間が経っただろうか。一瞬だったかもしれないし、夕月にとっては永遠に感じられたかもしれない痛みが不意に収まる。
翔太は再び囁くように夕月に問いかけた。
「ほら、僕が抓っていたのは何て言うのかな……?」
「ち、乳首です……」
再び抓られるかもしれないという恐怖から、夕月は素直に答える。
それを聞いた翔太はニッコリと優しい笑顔で笑いかけた。
「うん正解。いい子だね……」
「ふぁ……」
翔太は夕月の横に寝転がり、優しく頭をなでる。
久しく縁の無かった感覚に、夕月は気持ちよさそうに目を細めた。
「ちゃんと言えたから優しくしてあげる」
翔太は夕月が着ているブレザーのボタンを外すと、中のシャツのボタンも外してパンティーとお揃いの可愛らしいピンクのブラジャーを露出させる。
それすらも上にずらすと、乳首がピンッと勃起した夕月の胸が露わになった。
「ほら、直接擦るとさっきの何倍も気持ちがいいだろう?」
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
翔太は乳首を親指と人差し指で挟み、スリスリと擦りあげる。
先ほどの抓りあげた時とは違う、優しい力加減に夕月の体が震えた。
乳首を中心に暖かい疼きがジンジンと広がり、心臓の鼓動で少しずつ全身に広がっていく感覚。
自分で触ったのでは絶対に味わえない刺激的な感覚に、夕月は次第に酔っていった。
「さて、そろそろこっちも弄ってみようか」
そう言うと翔太は左手で乳首を刺激したまま、右手をスカートの中に入れ、パンティーの中に滑り込ませる。
中では夕月のクリトリスに張り付けられて、小さなローターが弱く振動を繰り返していた。
翔太はローターを摘むと優しくクリトリスから取り外す。
「ああ……」
夕月から無意識のうちに、落胆の声が漏れた。
そのまま翔太の右手は夕月を焦らすかのようにクリトリスには触れずに、腹や太股を撫で続けた。
ゾクゾクとした快感を感じつつも、どこか物足りない感覚に夕月の中の欲求はたまっていく。
「んふぁ……くひぃ……ああっ……」
「どうしたの長谷川さん。何だか物足りなさそうだね?」
「あぅ……」
「どうして欲しいのか言ってごらん……?」
「…………じって……」
「聞こえない」
「………………弄ってください、お願いします……」
「どこを?」
「……お股がジンジンするんです……すごく切ないんです……お願いします、弄ってください……」
「よく言えたね。分かったよ」
翔太の右手が太股からゆっくりとまんこにスライドしていく。
触れるか触れないかのギリギリで上がってくるその感触に夕月は期待感を増していった。
そして、翔太の右手が夕月のクリトリスに触れる。