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淫愛
【幼馴染 官能小説】

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淫愛-1

「はぁ……はぁ……はぁ……んぁぁ……ふぐぅ……」

真っ暗な部屋の中に、何者かの喘ぎ声が響いていた。
声の主のパンティーの中は不自然に盛り上がり、ぶぶぶぶぶ……と小さな音を立てて振動している。
あまりに弱いその振動は性欲を高めることはあっても、決して彼女にとどめを刺すことはない。
そんな状態が、すでに24時間近く続いていた。彼女の下腹部を覆うピンクの布切れは、彼女が垂れ流した愛液でベチョベチョになっており、すでに吸水できる限界を超えたそれはポタポタと彼女が横たわる床に大きな水たまりを作り出している。

ギィィィィィ……

重そうな音を立てて扉が開き、何者かが室内に入ってくる。
その人物は手探りで壁を触っていくと、目的のものを見つけて指に力を入れた。
パチン……と音がして、同時に室内に取り付けられた照明に光が灯る。
やってきたのは一人の少年だった。
男子にしては少々長めの黒髪に、あどけなさを残しているとはいえ整った顔立ち。
身長はあまり高くなく、165前後といったところか。
学校帰りなのか、ブレザーを着込んだ少年は右手に紙袋をぶら下げている。
少年は、部屋の中心に大の字で拘束された上に目隠しをされ、さらには口にボールギャグを咥えさせられた少女を見ると、にっこりと笑って近づいて行った。

「やあ、気分はどうかな長谷川さん?」

「んぐぅ!!?ふぅぅぅぅ!!!!!」

「いやぁ、今日はすごかったぜ?なにしろ"あの"お嬢様、長谷川 夕月(はせがわ ゆづき)が行方不明になったんだ。学校では噂で持ち切りだし、教師たちはマスコミの対応に右往左往。君の実家は総力を挙げて捜索しているけれど、まぁ簡単には見つからないだろうね」

「んんんんんっ〜〜〜〜〜!!!!!んっんっんっ!!!!!」

「僕としても想定外なんだ。まさかあの睡眠薬がここまで効くとは思わなかった……おかげでせっかくの長谷川さんと過ごす時間が無駄に浪費されたよ」

「んんんっ!!!!!んんんっん!!!!!」

「……何か言いたそうだね?いいよ、すこし待っててね」

少年はそう言うと少女……夕月の目隠しとボールギャグを取り外し始める。
視力が戻り、言葉を取り戻した夕月は荒い息をついた。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「ずいぶんと息が荒いんだね。顔も赤いし、トイレにでも行きたいの?」

少年はふざけたように夕月に話しかける。へらへらと笑ったその顔を、夕月はキッっと睨み付けた。

「翔くん……見損なったよ……」

心底残念だと言わんばかりに、夕月は少年……遠藤 翔太(えんどう しょうた)に話しかける。
翔太は、そんな夕月を見て薄く笑った。

「見損なった……か。まさか君の中で僕が見損なわれるだけの評価を持っていたとは思わなかったよ。最近は随分と疎遠になっていたからね」

「それは……だって、一緒にいるのをみんなに見られたら恥ずかしいし……」

翔太と夕月はいわゆる幼馴染である。
幼いころからどこか他人と違い、異様な雰囲気を纏っていた翔太は周囲の同級生のみならず、教師や大人、さらには親でさえ距離を置く存在であった。
そんな中、夕月だけは何故か翔太に関わり続けた。
誰に対しても分け隔てなく接し、好奇心旺盛な夕月にとっては翔太の纏った雰囲気は他人と違って珍しいものだったのだろう。
翔太の両親が交通事故で他界してからは二人はさらに長い間、同じ時間を共有していくこととなった。
だがそんな関係も二人が高校生になるころには変わっていった。
他人とは違う翔太と違って、夕月はただ好奇心が旺盛なだけの少女であった。この年頃の女子にとっては男女交際の噂は大好物であり、誰かと二人きりで話していれば1日もせずに学校中に広まってしまうだろう。
彼女からしてみれば決して翔太を嫌っていたわけでなく、ただ一緒にいるのを見られて友人からからかわれてしまうのが恥ずかしいという程度の理由だったのだ。
だが、翔太は違った。
親からすら理解されずに死別した彼にとって夕月の存在は非常に大きなものであり、彼女が日々遠ざかっていくのを見ていることに耐えきれなかった。
故に翔太は今回の計画を考え出し、実行に移した。
その計画とは即ち、夕月を自宅に監禁して自分無しでは生きられないように調教してしまおうといったものだった。
幸いなことに翔太の父親はクラシックを聞くのが趣味だったため、彼の家には完全防音の窓が一切ない部屋があった。
周囲に音さえ漏れないのであれば、あとは簡単。帰宅途中であった夕月に話しかけて自宅に誘い、睡眠薬入りの紅茶を出した。
そのまま意識を失った夕月を、自力で改装した監禁部屋へと連れ込んだのだった。
残る問題は夕月の実家である。
彼女の性格からは想像もつかないが、夕月は日本有数の大企業の社長の一人娘であり、わかりやすく言うとお嬢様だ。
そんな夕月監禁したとなれば、夕月の両親が黙っていない。多くの金と人材を使って夕月を捜索しているころだろう。
だが翔太はこの問題も、しばらくは大丈夫だろうと感じていた。
大金持ちの一人娘が失踪すれば、大抵は家出か、もしくは身代金目的の誘拐を考えるだろう。
実際、警察はその線で捜査を開始していた。
警察が両親の遺産で金に不自由のない自分にたどり着くのはまだまだ先のこと……ならばそれまでに夕月を堕して自分のものにしてしまえばよい。
翔太はそう結論付けて、ニヤリと笑った。


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