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逃亡
【その他 官能小説】

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逃亡-17



「だが、その前に、もう一か所隠せるところがあるからな。そこを調べる準備をしておこう。」
 緋村はカバンの中から、一.八リットル入りのペットボトルと浣腸器を取り出した。
 ペットボトルには白濁した液体が入っている。
「心配しなくてもいい、中に入っているのはただの石鹸水だよ。」
 そう言いながら、緋村は浣腸器いっぱいの量の石鹸水を吸い上げ、液体のしたたる浣腸器を瑞紀の方に向けた。
「さあ、たっぷり入れてやろう。」
「やめ、やめて…」
 瑞紀は身体をよじらせてもがいた。しかし、緋村はボンネットのロープを器用に結び直し、上半身をうつぶせにしてボンネットに乗せ、足は道路についた状態で、お尻を突き出す格好に瑞紀の身体を固定した。
「さあ、カメラマン諸君。集まってくれ。」
 カメラマンが近寄ってくると、緋村は瑞紀に見えるように、ボンネットの上にモニターを置いた。
「これから、早川警部補がお尻の穴を全国の視聴者にお見せするから、しっかりとアップで撮ってくれよ。」
 モニターに、ツルンとしたゆで卵のようなお尻がアップで映る。マシュマロのようなその割れ目を緋村が押し開いた。
「キャアッ!」
 肌色から茶色のグラデーションを示してキュッとすぼまった菊の花が、モニターに大きく映される。
「おおっと、桃のようなお尻の割れ目から、なんとも可愛らしい肛門が露わになりました。」
 新山の実況中継は、もはや瑞紀の羞恥心をあおるために行われているかのようだった。
「ほら、尻の穴が丸見えだぞ。」
 緋村がモニターを指さして、さらに追い打ちをかけるように言う。
「ああぁ…、見ないでぇ…」
 肛門を見られるのは、性器を見られる以上に恥ずかしい。見られたくないと瑞紀が身をよじる度、やや茶色がかったピンクのつぼみがキュッ、キュッとすぼまった。
 緋村はおもむろに、細くなった浣腸器の先端をズブリと菊花の中心に突き立てた。
「ああっ!」
 アヌスを襲う奇妙な感触に、瑞紀は背筋を震わせた。
「これは、なんと浣腸です。美人警察官は哀れ、ここで排泄させられてしまうのでしょうか!」
 新山のアナウンスが響いた。
 チューッと、冷たい液体が体内に流れ込んでくる。瑞紀はボンネットの上で顔を伏せたまま、黙って屈辱に耐えていたが、たっぷり入った液体が半ば以上注入され、さらにググッと、ピストンが押し下げられていくと、たまらず苦痛のうめき声を洩らした。
「うくうっ…」
「よし、五〇〇cc入ったぞ。次だ。」
 緋村は、さらにペットボトルから石鹸水を吸い上げている。
「や、やめて、もう入らないわ…」
 哀願する瑞紀を無視して、再度、肛門に浣腸器が突っ込まれる。
 石鹸水が腸に送り込まれ、下腹のあたりがふくれていくのがわかる。いままで味わったことのない苦しさだった。
 結局、ペットボトル一本分の石鹸水が流し込まれた。
「よし、たっぷり入ったぞ。」
 緋村は掌で、瑞紀の下腹を撫でた。妊娠しているようにぷっくらと膨らんでいる。
「い…、た…い…」
 大量の石鹸水が、早くも効果を現しはじめた。瑞紀のお腹からグルグルという不気味な響きが起こり、下腹部が圧迫される。
「それじゃあ、オ××コの中に何も隠してないか、じっくり触診させてもらおう。」
 緋村の指が秘花を襲った。中指で蜜壺の入り口周辺の厚みをはかるように円を描く。
「やめて…、あっ、はうぅ…」
「なんだ、スルリと入ったぞ。」
 瑞紀の秘花がじっとり潤い、新たな淫蜜が花弁を濡らしはじめていた。肛門の括約筋を締め付けることによって、女陰が反応してしまったのだ。
 緋村は濡れた花弁に中指を押し込み、ヌチョヌチョと音をたてて蜜壺をかきまわす。同時に人差し指でクリトリスを撫でていく。
「あっ…、ああっ!」
 瑞紀の背中を電気が走り抜けた。
「ほらほら、気持ちいいだろう?」
「くふぅ、ううぁあ…」
 苦しい便意に追い詰められたところに、陰部をいじられる性感が重なりあって、被虐の陶酔感が襲ってくる。しかし、快楽に溺れる寸前で、瑞紀は理性を取り戻し、お漏らしをすまいと、必死でアヌスの筋肉を引き締めるのだ。
「うう、お願い、やめて! トイレに行かせて…」
 瑞紀の額にじんわり汗が滲み出してくる。緋村はからかうように、痙攣しているアヌスを、指先でコチョコチョと弄び始めた。
「ヒィッ、いやッ!」
 ただでさえ、緊張の糸が切れて、今にも噴き出しそうになっているのに、神経の頂点を刺激されれば、どうなるかわからない。瑞紀は歯をくいしばって、身体全体をブルブル震わせながら、必死で肛門の括約筋を締め付ける。
 その様子の一部始終が、生中継で放送されている。
「さあ、指よりももっと敏感な部分で、触診することにしよう。」
 そう言うと、緋村はズボンのチャックを下げ、男根を露出させた。先走りの液体をネラネラと亀頭にまとわりつかせたそれは十五センチはあった。海綿体は張り切り、ピクンピクンと血流に合わせて首を振っている。
「これだけのカメラの前で処女喪失するんだ。二十三歳までとっておいたかいがあったじゃないか。」
 緋村は硬く勃起した怒張の先端を、お尻を突き出している瑞紀のバックから、濡れた秘花に押し当てた。


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