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逃亡
【その他 官能小説】

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逃亡-16

「ここまできて、全ておしまいになってもいいのか。早くっ!」
 緋村の手に無線が握られたのを見て、瑞紀は覚悟を決めるしかなくなった。
「…じぇ…、JBCのみなさん、瑞紀のオ××コを映してください。に…、日本中のみんなに私のオ××コ見てほしいんです…。」
 瑞紀は喘ぐように言った。プライドが音を立てて崩れていく。
「おい、JBC、お聞きのとおりだ。美人警部補はどうも露出狂の気があったようだ。きちんと映してやってくれよ。」
 しかし、JBCのスタッフがまだぐずぐず何か相談している様子を見て、緋村はまた、瑞紀の耳元で囁いた。
「…早く、私のオ××コを映して、お願い。」
 また、恥辱の言葉を言わされる。本当に早く映してくれないと、いつまででも恥ずかしいおねだりをさせられそうだ。
 何度目かのおねだりをした後、ようやくJBCのカメラが瑞紀の姿を映し出した。
「…、そんなんじゃいや、オ××コをアップで映して…」
 悲痛なおねだりを強制される瑞紀にカメラが応え、ズームアップする。
「…、しぶといな、JBCは…。」
 緋村があきれたような顔で言った。モニターで見る映像はモザイクがかかっている。緋村は無線のスイッチを入れた。
「お願い、モザイクを取って、ちゃんと映して!」
 ここまでの恥辱をムダにしたくない瑞紀は、緋村に命令されることなく、自分からその言葉を吐いてしまった。
「ハハハハ…、いいぞ瑞紀、その調子だ!」
 緋村は上機嫌で笑い出し、モザイクが消えた。
 「国営放送・JBC」がとうとう女性器のアップを余すところなく映し出した。民放と違って、全国津々浦々まで放送されているだろう。
「よし、足を閉じるんじゃないぞ。もっとよく見えるように、指でオ××コを開いていろ。俺がたっぷり調べてやる。」
 そう言うと、緋村は両手の人差し指を使って、ピラピラを両側に伸ばした。広げられたそれは、ちょうどピンク色のハート型をし、下部には濃い肉色をした膣口が、上部にはスッポリと包皮をかぶったクリトリスがある。
「今までここに何本のチ×ポをくわえ込んだんだ?」
「そ…、そんなこと、答える必要ありません…。んんんっ!」
 気丈に抵抗する瑞紀の顔が苦痛にゆがんだ。緋村が思い切りクリトリスをつまんだのだ。
「口答えすると、こうだぞ。」
 そう言いながら、柔らかい肉芽がつぶれる感触を楽しんでいる。
「ああ、なんということでしょう。オ××コ…、いや、失礼、女性器のアップが全国のテレビで放送されるなど、前代未聞であります!」
 瑞紀のそばで実況中継する新山の股間は大きく膨らんでいた。緋村はそれに目をとめると、新山に声をかけた。
「新山君、せっかくだ。君も実際に早瀬警部補のオ××コを触ってみて、その感触を中継してくれ。」
「えっ!」
 新山は一瞬ためらったが、全裸の美女が自分でアソコをひろげ、股間を突き出している様子を見ているうちに、我慢できなくなってきた。
「…、じゃあ、しかたありません、中継のためですからね…」
 などと言い訳しながら、瑞紀の前に進み出た。
「すみませんね、彼の命令ですからね…、本意じゃないんですけどね…」
 瑞紀に向かっても、言い訳がましいことを一通り言うと、サーモンピンクの肉襞に指が触れた。
「あっ、イヤッ!」
 新山の指が、ルビーのように赤く膨らんできた肉芽にかるい振動を与え、楚々とした果肉を押し広げるように、肉びらの縁をなぞる。
 カメラは瑞紀の悲痛な表情と、開かれた秘花や指で弄ばれる肉芽を交互に撮り、身悶えする身体を上から下まであますところなく映し出す。
「おいおい、新山君、中継を忘れているぞ。」
 夢中で瑞紀の秘部をいじっていた新山は、緋村に肩を叩かれ、あわててマイクに向かって絶叫し始めた。
「か…、可憐な肉襞はサーモンピンクの色合いを見せ、ベルベットのように柔らかく、侵入してきた指にからみつきます。中は暖かく、そしてしっとりと濡れています!」
「それじゃあ、その中の方も調べてみようか。」
 緋村は例のカバンを大きく開いた。卵型のバイブ、何種類もの模造男根、皮や竹の鞭、赤いロウソク、浣腸器、アヌス栓…、とカバンの中には様々な淫具が詰まっている。
 緋村はその中から銀色に光る器具を取り出して、瑞紀の目の前に突きつけた。
「これが何かわかるか?」
 瑞紀は黙ったまま、首を左右に振った。
「クスコだよ。膣内鏡さ。オ××コの中を隅々まで調べるための道具だ」
 冷たいものが瑞紀の局部に触れた。緋村はクスコを肉壺の中にゆっくりと挿入していった。
「お願いです。やめてくださいっ!」
 瑞紀の懇願など無視して、銀色の器具がピンク色の肉唇を押し開いて、グイグイ埋まっていく。
 のぞいてみると、先のほうに、複雑なサーモンピンクの肉襞が、キラキラした蜜に濡れて幾重にも顔をのぞかせる。
「ほう、瑞紀の膣の奥はこうなっているのか。」
 臓物まで晒すような激烈な屈辱に、瑞紀の太腿がブルブル震えた。
「や、やめて…。もうやめてくださいっ…」
 瑞紀の声が涙声になってきた。
「痛いっ!」
 銀色の器具についているレバーを動かそうとした時、瑞紀が鋭い叫びを上げた。
「おや…? ひょっとすると、お前処女なのか?」
「………」
 瑞紀は下唇を噛み、顔を横にそらしたまま、何も答えなかった。
 これだけの美人でありながら、二十三歳でヴァージンというのはずいぶん奥手に思える。高校時代からモデルとして人気を集め、芸能界入りまで噂されていたことを考えると、なおさらである。
 瑞紀自身は、別に結婚するまで貞操を守らなければならないという信念を持っていたわけではなかったが、かと言って、遊び半分で捨てるつもりもなく、後悔しない相手に巡り会えばと思って今日まできたのだ。
「そうか、処女か、これはいい!」
 緋村が満面の笑みを浮かべた。
「美人警官の処女喪失シーンを、生中継してもらおう。」
 瑞紀の顔が恐怖に歪み、言葉をなくした状態で頭を振る。
「よかったな早瀬警部補、最高の記念になるじゃないか。」


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