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good communication
【若奥さん 官能小説】

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よみがえる“女としての悦び”-7

それがトリガーになったのか、躊躇いを見せていた私の手は、一気に纏うもの全てを取り払った。


生まれたままの姿になった私はそのままチェアに腰掛け、ひじ掛けにそれぞれ両足をかける。


すると、ディスプレイに秘部を晒す、所謂M字開脚になるのだ。


淫らな格好になるだけで、下半身が爆発しそうなほど疼く。


『あんっ、ああっ、あな……た……』


さらにはえみるの恥ずかしい声が、後押しするかのように私を煽る。


一人でヤるなんて、ダメよ。


私の中の理性が、紙一重の所で自制する。


オナニーなんて、男がするもので、女でそれをするのは男に相手にされない人だけがする、惨めな行為。


ずっとそんな偏見があったから、私は女のオナニーに抵抗があった……はずなのに。


『あああっ、あなた……! いいっ、もっ……とぉ……!』


「…………」


もはや、獣になって求め合う男と女を見ていると、そんな理性を持っていることが馬鹿げてくる。


やがて理性が劣勢になり、本能が優勢になってくる。


『あんっ、あんっ、い……くぅ……、イッちゃ……』


私もこんな風に……。


『あああんっ! もうダメッ! イクのっ、イッちゃうの……!!!』


そして画面の向こうでセックスしている女が一度目の絶頂を迎えるとほぼ同時に。


「んああっ!」


ついに欲望に負けた私は、しきりに後背位で突かれて鳴いているえみるに対抗するように、息を荒くしながら右手をゆっくり脚の間に持っていった。



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