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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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『特別』車両、再び-10

優子はスマートフォンを持つ手と反対の手を使って、開かれた割れ目の中をクチュクチュと弄りだした。

「はあ…はあ…はあん…」

しばらく卑猥な指の動きを見せつけた後、みんなが期待している台詞を言った。

「はあ、はあ、【痴漢専用『特別』車両】へようこそ。はあ、はあ、今日は痴漢してないでしょ。はあ、はあ、だからあたしのおまんこ使って痴漢して下さい…」

それを言いきった優子は真っ赤になった顔を両手で押さえたが、みんなが触りやすいように、しっかりと足は開いたままだった。

「きゃあ、あの2人が興奮してたのは、これだったのねえ、ああん、エッチエッチ、エッチ過ぎる〜、ああん」

座席の準備が整うと、陽子は早々に下着の中に指を入れて自分の卑猥な部分を弄って、徐々に気分を高めていた。

そして優子の言葉で一気にテンションが上がった陽子は、優子に激しく抱きつき唇を奪った。優子はそれを拒否する事無く、ネチョネチョと唾液を絡ます女同士のディープキスを受け入れた。

【痴漢専用車両】に関わった女達には共通する性質がある。見られる事や、有り得ない状況下での卑猥な行為に異常に興奮したり、乱交が好きだったりと、とにかく淫らな事が大好きだ。

しかし、それらの淫乱さもさることながら、性の対象が男女を問わない傾向にあった。その顕著なのが陽子であり、他のゲスト会員(♀)も大なり小なり同程度の資質があった。現時点の優子は、陽子に女同士の悦びを開発されつつ状況にあった。

【痴漢専用車両】を運営する上で、男性会員であるプレイヤーと女性会員であるゲストとは、基本的に車両外での性交は禁じられている。これは、もし1人のプレイヤーが抜け駆けして、気にいったゲストと密会を重ねたら、他のプレイヤーは面白くないからだ。プレイヤーの比率が大半を占める組織なので、痴情の縺れがトラブルに発展するのを防ぐために、車外性交渉禁止の措置を取られていたのだった。

しかしその一方で、ゲスト同士の制限は設けられてはいない。陽子が優子を自分の部屋に誘ってレズ行為に及んだのも、それが禁止されていないからだ。

これは基本的にゲスト会員の性質にも起因している。プレイヤー達は基本的に痴漢の濡れ衣を着せられた被害者達、若しくはその支援者で構成されていた。それと異なり、ゲスト達は兎にも角にも『淫乱な者』達で構成されていた。そのまま放置しておけば、男を求めて彷徨い、痴女となって冤罪者を増やす可能性がある者達ばかりだ。

それは【痴漢専用車両】を体験した事で、痴漢をされる味をしめた優子が、電車の中で見知らぬ男を挑発していた事でもわかる。陽子の指摘により、反省した優子はこの行為をやめていたが、そのまま放置していたら、本来ならば、犯罪者にならなかった者を犯罪者にしていたかもしれない。

幸いな事に陽子を始めとする淫乱なゲスト達は、性の対象が男女を問わないので、性欲が溜まればゲスト同士で密会を重ねて、女同士の行為で性欲を発散させていた。

しかし実際のところ、【痴漢専用車両】外の男女の性交渉が皆無という訳ではない。男女間の事なので、突発的に性行為に至ることも時折に有った。

前回、優子が2人のプレイヤーを誘った【痴漢専用『特別』車両】もこれに当たる。こんな場合は事後に報告を求められており、それを怠った者は退会を強いられる事になっていた。

例え運営側であっても、律儀な陽子は今日の事をプレイヤー達に事後報告をして、理解を求めるつもりだった。

陽子はこの後に始まる乱交を思い浮かべながら、優子の股間に指を這わせていった。

「ああぁ…、みんなももっと弄って…」

優子は陽子の指使いに身を捩らせながら、前の席に座る男2人に淫乱な視線を向けた。


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