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冥土の土産
【SF 官能小説】

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アイリ-2

 俺の腕より細い足を抱え上げると、俺は向かい合ったまま膝に乗せた。アイリの小さなお尻が俺の性器の上に被さるが、体重がないので圧迫感がない。
「軽いでしょう? 私は蝶々だから」
 俺は無言でアイリの股間に手を伸ばした。そしてパンティの上端を掴んでグイと上に引っ張った。パンティは細くなって割れ目に食い込んだ。
「あっ……いや。乱暴にしないで」
 だが俺はそのままグイグイと揺らせながらクリトリスを圧迫した。
「ぁあ……あぁぁ……ひぃぃ……やめて」
 既にパンティは紐状に食い込んで小陰唇もはみ出て見えている。俺はその紐を横にずらすと指で陰部をいじくり回した。ピチャピチャと厭らしい水音がしてきた。
 アイリは眉間に皺を寄せて小鼻を膨らませた。そして首を小刻みに横に振った。
「あぁぁ……おじさん、良い……良いよぉ……もっと……もっと」
 要するにファッションの妖精も普通の女なんだ。俺は長い髪を指の間に入れてすーっと撫で下ろした。そのときハットが落ちかかった。アイリは素早く手で押さえると被りなおす。
「帽子も脱がさないでね。これはプリンセスの王冠と同じなんだから」
 今一つアイリの言葉の意味が理解できなかったが、俺はアイリの膣の中に指を入れた。
「駄目……指は駄目。ちゃんとアレを入れて」
 俺は一度膝からアイリを下ろすと、躊躇わず服を脱いで全裸になった。俺が全裸になることについてはアイリは何も言ってなかったからだ。
 アイリは俺の裸の体を眩しそうに見ながらも、訴えた。
「わ……私は駄目だからね。絶対脱がさないでね」
 わかってる。俺はそう言うとアイリを再び膝に乗せて足を広げさせた。細い体は同時に柔らかくて幾らでも股は開く感じだ。俺は高まったペニスをアイリの湿った陰部に滑り込ませた。
 根本まですっぽりと入るとアイリの細い太腿のレース生地が裸の皮膚に擦れて来る。そのまま向かい合った姿勢で抱きしめると骨のない体のように俺の体に吸い付いて来る。
 きめ細かいジョーゼットのような生地が体の前面に貼り付く。まるで絹で作った人形を抱きしめているような感触に俺の芯は奮い立った。
 細いアイリの体を抱きしめたまま俺は上下に揺すりながらペニスを擦り立てた。アイリは捨てられた子犬のような鳴き声を喉の奥から漏らし続ける。
 次第に連結部が滑らかになって動きが激しくなると、アイリ自身も腰をしゃくり上げるようになった。俺が4・5回動かしているときに1回くらいそのしゃくりを入れて来る。
 子犬のような鳴き声は次第に強くなって、鋸を引くような甲高い音になっていった。
「あぁぁ……もう……逝く……逝っちゃうよぅ!」
 その声を最後にアイリの細い体が鉄棒が入ったように固くなった。固くなったままヒクヒクと震える。
「それじゃあ、お……お金ちょうだい」
 俺とつながったままアイリがそう言うと、すーっとからだが透明になって行った。


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