後編-1
昼休みは、二人で図書室で会います。
夏休みの図書室には訪れる人もいません。
窓を開けて、風を通します。
マナは腕を絡めてきて、スリスリすろすろしてきます。
サラサラの肌が気持ちいい。
「先輩、嗅がせてください」
マナはすっかり私を気に入って、胸元に顔を埋めてきて深呼吸します。
マナのおさげの頭から、女の子の可愛い匂いがします。
「先輩の香り、素敵です」
マナは私の腰を抱き寄せて、脚を割り入れて来ます。
さり気なくスカートの中に手を入れてきて、下着に指を掛けてきます。
「ダメよ、マナ」
そっと手を押し戻します。
マナは拗ねたように、小さな唇を尖らせます。
マナは私の脚を挟んで、腰をゆっくりと動かします。
目を閉じてウットリと気持ち良さそうにします。
仕草がカワイイので、好きにさせて眺めます。
制服のスカート越しに、マナの柔らかいところが感じられます。
マナの半開きの口から、
唾液があふれそうになったので、思わず舌先ですくってしまいます。
「うっ?
じゅる。すいません、私、気持ち良くなっちゃって」
「しょうがない子ねぇ」
愛おしくなって、マナの頭を抱いてしまいます。
困る。
可愛くって本当に困る。
でもこうして、
嬉しそうにしているマナの柔らかい眉や、綺麗な形の唇を、指先でなぞるのは楽しい。
美しい人に触れて心が和むのは、花や美術品を愛でるのと同じことなんだ。
ヤバイ、なんか目覚めそう。
今日は帰りのバスも一緒です。
「先輩、一番後ろがいい」
「いいよ」
マナは体を押し付けて、腕を絡めてきます。
「近い、近い」
「今日、先輩のウチに遊びに行ってもいいですか?」
「ん?いいよ」
「先輩とおふとんに入りたい…」
私の家に来て、
マナは自宅にお泊まりの連絡を入れます。
私も電話に出て、マナの親を安心させます。
まぁ、夏休みですから、こんな事もありますね。
私のパジャマを着せると、小柄なマナにはブカブカです。
マナと一緒にベッドに入ります。
「先輩のおふとん、いいにおーい」
「家の人がいるからエッチはだめだよ」
「先輩、おなかくっつけて」
「どうぞ」
マナは私のパジャマを下げて、素肌を密着させます。
子犬みたいにスピスピ嗅いできます。
「はぁ、先輩はイイニオイです」
「好きなだけいいよ」
夜中に目が覚めます。
布団の中から、生暖かい匂いがします。
これは…。
「マナ?…」
「ごめんなさいっ!」
やっぱり。
マナは自分でしていたようです。
「ごめんなさい!
先輩の匂いに包まれてたら、ムラムラしちゃって…」
私から体を離して、布団で顔を隠します。
「いいよ。おいで」
戸惑うマナを抱き寄せて、パジャマの下とショーツを脱がせます。
私もパジャマのズボンを脱ぎます。
「私の脚を挟んでしていいよ」
「えっ?そんなことしていいんですか?」
「いいよ、したいでしょ?静かにね」
マナは私の脚に脚を絡めて、身体を前後に動かします。
「見られてするの恥ずかしい…」
「マナとても濡れてるね。
ほら、もっと嗅いで。気持ち良くなって」
マナは私を静かに揺らして、夢うつつにします。
私もとても気持ちいい。
朝起きると、
私の脚はマナの体液が乾いて、カピカピになっています。
手指までカピカピになっています。
秘部に押し付けていたようです。
「あれ?」
鏡を見ると、
私の胸元や首筋には、沢山のキスマークがついています。
「すいません!すいません!」
「これじゃ今日は外出できないね」
「まさかこんなに跡が残るなんて思わなくて…」
指の匂いを嗅いでみます。
女の子の感じてる匂い。
「マナはエッチな子だなぁ。私のパンツは脱がさなかったの?」
「はい」
「ここも嗅ぎたいの?」
「…はい」
「我慢したの?」
「はい!」
「おりこうさんね。
そろそろお母さんたち仕事に出るから、シャワーを浴びて朝ごはんにしようよ。
そしたらここも嗅いでいいから。
もっとしてもいいよ」
おわり