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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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13.愛の中にある幾許かの狂気-9

 振り返ると未だに麗しのモデルが貫かれたまま立っていた。改めて見ると、いや何度見ても最高の女だった。健介の後でもいい、奴の精液が放たれたままでいいから、自分もこの美しい女の菊門を味わってみたくなった。
「なぁ? 出さねぇの? まだ」
 タバコに火をつけながら健介に問うた。
「……いや、そろそろ俺もイキてぇ。手伝ってくれるか?」
「どうすんだ?」
 すると健介はまた腰を掴んで後ろに引き、一緒に後退させ始めると、悠花の体を抱き上げるようにベッドに座った。
「がっ……、ぐっ……」
 菊門に男茎がある限り体に力が入らない。悠花はなすがままに健介の太ももを跨ぐように腰掛けると、自重で男茎が奥まで入ってきて身を震わせた。健介は背後から両手でバストを揉みながら、悠花もろとも後ろに倒れるように寝転がる。
 それだけではない。悠花の脚の内側に太ももを差し入れて、足をベッドに上げてM字に開いた。健介の脚に引っ掛けられて、悠花は大きく開脚したまま閉じることができない。竜二の目の前には悠花があらん限り脚を開いたその中心で、さっきまで攻めていた花園の入口が周囲をベットリと濡らして露出していた。
「来いよ」
 と健介が言うと、
「ぎゃはっ、いいねぇ! もう一発マンコで出しとくか!」
 後ろを欲しがっていた竜二だったが、悠花のあられもない姿に最大の硬度が蘇った男茎を握りながら、二人が脚を開く方へと向かっていった。あまりに恥ずかしい姿にされた悠花は、もう一人の自分に不覚寸前の意識を叩き起こされて頭を上げて脚の方を見た。何も身に着けていない体の向こう側で太ももが全開まで広がっている。恥丘に息づくヘアの向こう側に竜二が身を寄せてきて、あの異形の男茎が屹立しているのが見えた。
「や……、やめて……」
 竜二が狙っている場所を手で隠そうとしたが、背後からバストを揉む健介の手にさえぎられてできない。そうするうちに、竜二の亀頭がヌルヌルになっている入口に密着してくる。
「や、やだ……。こんな……」
 二本の男茎に犯される。複数の男に同時に犯されるなど、恋人と交わすべきセックスではありえない、レイプ以外ではありえないことだ。だがそうされることで体がまた潤い、快楽の痴態を晒してしまうことは疑うべくもなかった。強姦されて感じる女に堕とされようとしている。
「こんな、何だよ? 嬉しいだろ? 前と後ろ両方犯されるなんてよ?」
 と、健介が耳元で囁きながら、両方の乳首を強く摘んで捻り上げてくる。
「ああっ……!! ……やだっ! ……お、おかしくなるっ!!」
 バストの頂点から体に広がる電流のような喜悦に震える悠花の正面から、竜二が亀頭を中に埋めてきた。
「おおうっ! すっげぇ、さっきよりシマリが良くなってるぜ」
「そりゃ、ケツの穴に入ってるんだから、狭くなるさ。それにケツがチンポ締め付けまくってるからよ、前もエロく動いてるだろ?」
「ああ、グチョグチョだぜ」
「あんまり体重かけんなよ? 俺が重いんだからよ」
「わかってるって」
 竜二は悠花の腰を掴んで、丸突起を擦りつけながら男茎を悠花の奥まで貫いてきた。
「うわあっ!!」
 悠花の咆哮が部屋に響く。二本の男茎が体の中に収まっている感覚は、もう一人の悠花の存在を霞めさせていった。ピストンは開始されていないのに、健介の体の上で腰を前後にくねらせて、膣壁と括約筋で両方の男茎を味わうように締め付けてしまう。
「動いていい?」
 竜二が眼下の健介に伺うと、
「ああ……、だが、寸止めでやってくれ。できんだろ?」
 と健介の指示が下る。
「よっしゃっ!」
 いきなり竜二が腰を激しく揺すって高速なピストンを送り込んできた。
「きゃああっ!!……ああっ!!」
 大声を張り上げながら、たちまち悠花の花園に甘美な悦楽が渦巻く。竜二の丸突起にウィークポイントを擦り圧されて絶頂に導かれた感触が、再び送り込まれるとその鮮明な記憶に忽ち悠花の中は暴発に向けて収縮してしまう。
 だが解放される寸前でピタリと竜二が動きを止めた。
「へへっ……。ギリ止め、うめえだろ?」
「ああ。んじゃ、俺だ」
 今度は健介がバストを掴みあげたまま、腰を跳ね上げて後ろを擦りまわしてきた。前を絶頂の寸前で止められて疼きに痺れていたすぐ後ろの壁を男茎に摩られて、下腹部全てがトロけ落ちそうな感覚に見舞われる。
「あっ……、がっ……、まって、そんなっ……」
「イッていいぜ?」
 耳たぶを舌で舐められながら、悪魔のような囁きが聞こえる。健介の誘いに排泄の場所の快楽に身を委ねてしまいそうになる。
「いつもウンコしてるとこでイッてみろよっ! 変態女っ!」
 糸が切れそうになった悠花の正面から竜二が罵ると、目を見開いてその発言主の侮蔑の顔を見ると、やはりその呼称にまで落位してしまうのは躊躇われた。


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