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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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13.愛の中にある幾許かの狂気-10

 前にも後ろにも男を受け入れたまま、肛門を犯されて絶頂に達する。竜二の言うとおり変態そのものではないか。
「んあぁ……、いやっ。……いやよっ!!」
 辛うじて言った言葉に、ピタリと健介の動きが止んだ。アイコンタクトで竜二に指示すると、また前からのピストンが送り込まれてくる。
「ああっ……、ああっ……」
「ほら、気持ちいいんだろ? 堕ちるんだよ、変態女によぉ。堕ちたら思い切り気持ちよくなることができるんだぜ?」
 悶える悠花の耳元で常に健介がそそのかして来る。息を荒くして胸を喘がせる悠花は、健介の言葉に髪を左右に振って必死に固辞する。また竜二が悠花の絶頂寸前で動きを止めると、すぐさま健介が後ろを犯してきた。
 長い時間、その繰り返しだった。脳髄が痺れる。悠花が認めるまでずっと続くことは明らかだった。何度も寸止めを繰り返されて、もう一人の自分の影が遠く遠くへ引いていって、やがて薄靄の中に消え失せた。
「もうイヤッ!! イカせてっ!!」
 残されたのは淫貪な悠花だけだった。誰にも止められなかった。この絶頂が得られるならば、何を失おうが構わない。
「あ? 認めるんだな? 淫乱だってことをよ?」
「いいっ……、認めるっ……。だ、だから早く……、頭おかしくなる……」
 悠花は前の竜二、後ろの健介どちらに訴えていいかわからずに、慌しく交互を見ながら懇願する。
「ひゃはっ!! いいねぇ。……じゃ、これからずっと俺たちが飽きるまでペットにしてやるよ。瀬尾悠花のこのクソエロい体は俺たちだけのもんだぜ? いいんだな?」
 手を付いて覆いかぶさって今日一番の残虐な顔で悠花の顔を覗き込み、挿入している花園のすぐ上で愛撫を待っているクリトリスを弄りながら竜二が言った。
「ああっ……」躊躇は全くなかった。「なる……。なりますっ! だ、だから、してっ! お願いっ!!」
 と、悠花はたまらなくなって覗き込まれた竜二の唇を吸おうと頭を上げる。
「けっ、ザーメン塗れの汚ねぇ顔でキスしようとしてんじゃねぇよっ! ……いいんだな? その顔、毎回顔射してザーメンでドロドロにされてもよぉ?」
 自分の体液でありながら、額や目元にこびり付いて半ば乾き始めている精液を貶して、まるで「OKしたらキスしてやる」とばかりに悠花の貌前で尖らせた舌を空中に巡らせて見せる。
「いいっ、かけてっ……。顔、かけていい……」
 あまりのキスしたさに即座に答えた悠花は、言い放つと空を蠢く竜二の舌を唇で捉え、むしゃぶりついた。
「顔だけじゃねぇぜ? マンコにもアナルにもたっぷり出されるぜ。いいのかよ?」
 背後の健介の言葉に、声を漏らしながらキスをしていた悠花は、唇を押し付けたまま、
「いいっ……、だから、早くイカせてよぉ……」
 とくぐもった甘い声を漏らす。
「アナルもマンコも、チンポでズボズボされて犯されたいってことだな?」
「うんっ……」
 キスをしながらコクコクと頷く悠花の乳首を引っ張り、
「ちゃんと自分なりの言葉で言ってみろっ! イキたいんだろ?」
 健介が強い声で悠花に明言を促す。
「お、俺も! ……俺もだっ!! お願いだっ!! 悠花とヤラせてくれっ!!」
 ベッドの上で繰り広げられる痴戯を離れたソファから見せ付けられていたバゼットが、ついに両手両足を拘束されたままズボンの中で射精を始めながら叫んでも、悠花にはその存在がもう全く気にならなかった。
「……、あっ……。犯されたい……、チ……」悠花は竜二の唇から涎の糸を引いて離れ、コクンとツバを一度飲み込むと、「チ、チンポで、されて……。イカされたいっ……!」
 雑誌やテレビで見かける瀬尾悠花の姿からは考えられないような痴語を臆面もなく履き捨てて、今度は顔を横に向けて健介の唇を吸った。
「じゃ、マンコでイッてやるよ」
「はい……」
 竜二が前からピストンを開始した。
「アナルでもしてやるぜ」
「うんっ……、してっ!!」
 健介も後ろから同様に犯し始める。
「んあああっ!!」
 二人の胸板の狭間で悠花は二つの穴を男茎で貫かれ、激しく穿られながら絶叫を上げた。
「うおっ!」
 どちらの呻きかはわからない。ほぼ同時に膣内と直腸に大量の精液を浴びて、その熱いヌメリが下腹部全体を包み込んでくると、
「イクッ、イッちゃうっ!!」
 と全身を激しく痙攣させて絶頂の中、前後の男茎を絞り上げて絶叫していた。
 どれほどの時間がたっただろう。室内の全員がぐったりとなって荒い息づかいだけが部屋に満たされていた。その静寂をチャイムが引き裂く。
「何だ?」
 気だるそうな声で健介が言うと、
「あ、そうだった……」と、竜二が入れっぱなしだった男茎をやっと引き抜いて立ち上がった。「ババァに飲みもん持って越させてたんだ」


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