あなよろし-3
おじいちゃんはトイレットペーパーで指のウンチをふいていましたが、また、指につばをつけて、わたしのおしりのあなに入れました。そうして、またグリグリやりました。
「おお、いっぱいあるなあ」
おじいちゃんは、またウンチをかき出しました。かき出される時、やっぱり変な感じがします。
「ううーん、まだまだある」
おじいちゃんは、ずーっと続けました。ウンチがどんどんかき出されます。わたしは、おしりのあなが、なんだか、むずがゆいような感じになってきました。
うしろを見てみると、おじいちゃんの指についているウンチは、はじめのころの、かたいウンチではなく、やわらかそうなウンチになっていました。ついでに、おじいちゃんのペニスが大きくなっているのも見えました。
おじいちゃんは、また指を入れてきます。いままでグリグリやっていたのですが、こんどは指を前後に動かしています。
「おじいちゃん、まだやるの?」
と聞くと、
「今までは、さゆりの古いウンチをかき出していたけど、こうしてズボズボやっていると新しいウンチが出てくるんだよ」
と言いました。そうして、しばらくすると、おじいちゃんの言うとおりになりました。ウンチがしたくなり、
「おじいちゃん、出そう」
と言ったら、指をぬきました。
「ふつうにウンチしてごらん」
と言われたので、ふつうにしました。ウンチが気持ちよく出ました。出してしまったら、おなかの中がからっぽになった感じがしました。
「おしまい……でしょ?」
と、おじいちゃんに聞くと、
「いいや、まだだよ」
と言います。そして、またまた、指をおしりのあなに入れてきます。ズボズボやりはじめます。
「おじいちゃん、もう出ないよ」
と言っても、まだ、ズボズボやっています。
「どうして、やめないの?」
と聞くと、
「こうしてると、さゆりが気持ちよくなってくるからだよ」
と言いました。
「ええ? 気持ちよくなるの?」
と聞くと、
「そうだよ。うそか本当か、試してみよう」
と言って、ズボズボズボズボやります。
そうしているうちに、おしりのあなが変になってきました。今までは、むずがゆいような感じでしたが、なんだか、気持ちいいような、みょうな感じです。
「さゆり、どう?」
と、おじいちゃんが聞きます。でも、どう返事したらいいかわかりません。
おじいちゃんの指の出し入れが続きます。おしりのあなが、やっぱり変です。ウンチが気持ちよく出る時のような、それともちがうような、みょうな感じです。
「あ…………」
小さく声が出てしまいました。すると、おじいちゃんはおしりのあなの奥で、指をグッと曲げて、あなの内がわをくすぐりました。
「あんん…………」
また、かぼそく、声が出てしまいました。そうして、あなの内がわで指をグネグネされ続けたら、わたしのうでに鳥はだが立ちました。
おじいちゃんは、しつこく指をグネグネ、ズボズボします。わたしは「あーん」と声が出ます。
「さゆり、気持ちいいだろう? どうだ?」
おじいちゃんは聞いてきます。なんども聞いてきます。わたしが答えないでいると、
「気持ちいいって言わないと、やめるよ」
と言って、指を抜いてしまいました。うしろのあなが変な感じでムズムズしています。あなが、また、指を入れてほしいみたいでムズムズしています。
「……おじいちゃん」
「うん?」
「やめないで……」
「どうして?」
「………………」
「また気持ちよくなりたい?」
わたしはだまっていましたが、なんども聞かれたので、そして、おしりのあなが、とってもムズムズするので、とうとう「うん、気持ちよくなりたい」と答えてしまいました。
おじいちゃんの指が、また、おしりのあなに入ってきました。ゾクゾクしました。
「うううーーーん」
と、声が出てしまいました。そして、指をズボズボやられ、中でグリグリされて、わたしは、はっきりとわかりました。……気持ちいいんです。すごく気持ちいいんです。こんなの、はじめてです。
「ああーーん、気持ちいい……」
言ってしまって、エッチな気分になりました。そうして、気持ちよさが強くなってきたと思ったら、うしろのあながキュッとなって、おじいちゃんの指をしめつけました。
おじいちゃんは、しばらく指を動かさないでいましたが、
「はい、おしまい」
と言って、スポンと抜きました。
わたしは、しゃがんだまま、しばらく、ぼーっとしていました。
八月一日(金) 雨
外は大雨です。
宿題の、今日のぶんをやってしまうと、することがなかったので、おじいちゃんと、また、ざしきで花札をしました。
花札をやっていると、おじいちゃんが、キクの花の札を指さして、
「さゆり、おしりのあなのことをキク門って言うんだよ」
と言いました。
「そうなの? どうして?」
と聞くと、おしりのあなの形とキクの花が、にているからだと言いました。たしかに、にているかもしれません。
すると、おじいちゃんが、
「さゆり。今日、さゆりのキク門から、ウンチ出たか?」
と、聞くので、
「ううん、まだ。……きのう、いっぱいしたから、今日は出ないかも」
と答えました。
「また、かき出してあげようか?」
と言ってきましたが、はずかしいので答えませんでした。でも、おじいちゃんは、
「今日は指でなく、べつなものでかき出してあげよう」
と言いました。
「べつな……もの?」