あなよろし-2
七月三十日(水) 晴れ
今日の朝ごはんのおかずは、なんと、焼きタラコでした。きのう、おじいちゃんのペニスが焼きタラコみたいだなと思ったわたしは、はずかしくて、あまり食べれませんでした。
「ちゃんと食べないと大きくなれないぞ」
と、おじいちゃんが言うので、
「だって、焼きタラコは……」
ペニスみたいなんだもん、と言おうとしましたが、言えませんでした。顔が赤くなりました。
すると、おじいちゃんのほうから、
「焼いたタラコはチンポみたいだよな」
と言いました。わたしはなんにも言えませんでした。すると、おじいちゃんは、
「ちょっと、くらべてみよう」
と言って、きゅうに、パンツの中からペニスを出しました。わたしの顔は、もっと赤くなりました。
ペニスは、きのうとちがって大きくありませんでしたが、
「さゆり、ちょっとさわってみて」
と、おじいちゃんは言いました。「いや」と首をふりましたが、何回も「さわって」と言うので、しかたなくさわると、ペニスはどんどん大きくなって、焼きタラコと同じようになりました。
「ほら、そっくり」
と、おじいちゃんは言って笑っていました。そして、
「さゆり、おじいちゃんのペニス、なめてみるか? タラコと同じ味がするかどうか」
と言ってきたので、わたしはまた首をふりました。でも、おじいちゃんは大きくなったペニスを、にゅっと、わたしのほうへつきだします。
わたしは、ずいぶん迷いましたが、とうとう「なめてみようかな」と言いました。
すると、おじいちゃんはパンツをぜんぶぬいで、わたしの前に立ちました。焼きタラコのようなペニスの下には、きたない色のふくろがさがっていました。
「これは、金玉だ」
と、おじいちゃんが教えてくれましたが、金玉は、ぶきみだったので、あまり見ないことにしました。
わたしは、ペニスの下のほうからなめてみました。少ししょっぱいような味でした。上のほうの、小さなモモみたいなところもなめてみました。下と同じような味でしたが、なんだか変なにおいがしました。
「さゆり、そこ、もっとなめてみて」
と、おじいちゃんが言うので、もっとなめると、さきっぽがナメコみたいにヌルヌルになってきました。
「もっとなめてごらん」
と言われましたが、変な味になってきたので、「もう、いや」と言って、やめました。
おじいちゃんは、なんだか、がっかりしていました。
七月三十一日(木) くもり のち 雨
おじいちゃんの家に来てから一週間ほどたちますが、じつは、わたし、最近、ウンチがあまり出ていませんでした。それを、おじいちゃんに相談すると、
「おじいちゃんがなおしてあげる」
と言いました。そして、
「いっしょにトイレに行こう。そこでなおしてあげる」
と言うのでついていくと、
「パンツをぬいで、おしりを出すんだ」
と言われました。わたしはいやでした。
「おしりを出さないとなおせないよ」
と、おじいちゃんは言いましたが、はずかしくてパンツはぬげません。すると、おじいちゃんは自分のパンツをぬぎはじめました。
「ほら、おじいちゃんがぬいだんだから、さゆりもぬがないと……」
そう言われて、わたしはこまりました。すると、おじいちゃんはおしりを出したまま、おどりはじめました。
「♪ さゆりちゃんも、ぬがないと……。さゆりちゃんも、ぬがないと……」
おじいちゃんの、ひょうきんなおどりに、わたしはつい、笑ってしまいました。おじいちゃんはますますはげしくおどるので、わたしは大笑いでした。
そして、とうとう、わたしはパンツをぬぐことにしました。
おしりを出すと、べんきにしゃがむように言われました。おじいちゃんの家のトイレは「洋式」ではなくて「和式」でした。いちだん上がったところにしゃがむと、おじいちゃんは、わたしのおしりのうしろにすわりました。おしりのあなと、おしっこのわれめを見られて、とってもはずかしいです。
おじいちゃんは、なんだか指をなめていたと思ったら、わたしのおしりのあなにさわりました。
「いやっ」
と言いましたが、
「さわらないと、おしりをなおせないよ」
と、おじいちゃんは言いました。
「うーん。……じゃあ、がまんする」
と言うと、おじいちゃんは、また指をなめてはわたしのおしりのあなにさわります。
「どうして、指につばをつけるの?」
と聞くと、
「指を入れてもいたくないように、ぬらしているんだよ」
と言いました。
「指、入れるの?」
と聞くと、
「ああ、そうだよ。指を入れて、ウンチをかき出すんだ」
と言いました。わたしはビックリしましたが、その時、おじいちゃんの指が、たぶん、いちばん長い中指が、おしりのあなに入ってきました。
気持ち悪いです。
「やだ……、やめてえ」
と言っても、おじいちゃんはやめません。
「お、いたいた。かたくなったウンチがいたぞう」
おじいちゃんはそう言うと、指をグリグリさせました。
「おじいちゃん、やめて。気持ち悪い」
と言ってもやめません。おしりのあなの中で、おじいちゃんの指が、もっとグリグリします。
そして、なんだかウンチが出るような、変な感じがしました。
「おお、出た出た。さゆり、見てみろ、出たぞ」
と言うので、ふり返って見ると、おじいちゃんの指に、わたしのウンチがこびりついていました。黒っぽくて、かたそうなウンチでした。
「いやだあ」
わたしは赤くなりました。