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処女寺
【複数プレイ 官能小説】

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処女寺 〔後編〕-6

 珍念が帰ってくると、萬念は弥生を押し倒してキスの雨を降らせていた。しょうがない相棒だと苦笑しながらも、珍念は人妻の下腹部の前に座り、股を押し広げた。そして、中指を唾液で湿らすと、弥生の肛門にプスリと差し込んだ。

「あうん……」

彼女の尻肉が微かに震える。指をグリグリやって抜いてみると、まだ便が付いてきた。ティッシュで指をぬぐい、また唾液で湿らせてアヌスに入れる。中で回して再度抜いてみる。

「うーん。まだ、ちょっと便が残っていますねえ」

萬念が濃厚な接吻を施している間、珍念は中指で肛門内の残滓をこそぎ出した。そして、ようやく直腸の末端がクリーンになると、肛門の滑りをよくする軟膏を秘菊の表面、そして内側へと塗りつけた。

「さあ、奥様、これで準備が出来ました」

珍念は立ち上がると、陰茎をしごいて張りを持たせようとした。萬念も接吻をやめ、弥生の身体を起こしてやり、蒲団へと導いた。そして仰臥すると、彼女にのしかかるよう促した。正常位の男女逆転バージョンで繋がろうというのである。

「珍念、俺のほうはもう勃ってるぜ。先に始めてもいいか?」

「ああ、先にオマ○コと合体していいよ。……こっちはもう少ししてから後ろの穴に入れるから」

「それじゃあ、お先……」

萬念は既に腹を叩くほどに屹立した大魔羅に手を添えると、上から抱きついている弥生、その股間の秘口へ、鰓(えら)の這った亀頭を押し当てた。



 クリトリスで逝きを果たしたメイは、女陰の奥が疼いていた。それに感づいているはずの住職だったが、彼はまだ娘の背中や尻を撫で回していた。しかし、メイの熱い視線を感じると、

「ぼちぼち、交接に移りますかな?」

腕を解いて娘を優しく仰向けにさせた。

「昨夜は破瓜の夜でしたので、深い抽送はしませんでしたが、今宵はディープなセックスをします。よろしいかな?」

“ディープ” には挿入深度のほかに性交の激しさの意味合いもあったが、メイはそれには気づかず、ただ、無言で頷いた。

「それでは、挿れますよ……」

玉泉は亀頭で娘の秘裂をくすぐった。十分にくすぐった。そして、秘口に魔羅の照準を合わせると、身体を預けるようにして、ゆっくりと挿入していった。

「あんんん!」

メイの顎が上がった。

「メイさん。痛くないですか?」

「だ……、大丈夫です」

わずかに苦悶の色がうかがえたが、昨夜ほどではないようだ。

「ゆっくりやりますから、リラックスしてください」

住職はペニスを一旦奥まで差し込むと、少し引き抜き、膣の浅瀬でのピストンをおもむろに開始した。

「あ……、あ……、あ……、あ……」

娘は微かに声を漏らしている。玉泉は腰を動かしながら、あらためてメイの容貌を眺めた。「清楚」を基調とした美しさだった。「愛くるしさ」も十分にある。それだけで、世の男どもは彼女と親しい間柄になりたいと切望するはずだった。しかし今、メイには「そこはかとない色気」まで漂い始めているのだ。そんな娘とセックスできる自分は果報者だと玉泉は思った。そして、心を込めて腰を振った。魔羅の感覚に意識を研ぎ澄ませ、膣襞の具合を楽しんだ。男を知ったばかりの襞は、まだ、妙なるそよぎは見せなかったが、男根にぴったりと寄り添い、じんわりと体温を伝えていた。

「あ……、ああ……ん。……ああ……ん。……ああ……ん」

漏らす声に、だんだんと甘い感じが生じてくる。ここで、玉泉は少し深いところでの抜き差しを試みた。

「ああ……ん。……ああ……ん。……ああ……ん。……ああ……ん」

メイの声に変化はない。そこで今度は、挿入深度は変えずに男根の進む角度をほんのわずか上にずらしてみた。すると、

「あはっ……、ああ……ん。……ああーーん。……ああーーん」

微々たる違いだが変化はあった。声に甘さが増した。メイの性感ポイントをひとつ発見した、と玉泉は思った。そこで、ポイントを集中して突いて見ると、

「ああーーーん。……あああーーーん。……ん、あああーーーーーん」

メイの声に粘りが出てきた。ここをさらに攻めるのも一つの手だが、住職は目先を変え、さらに奥へと魔羅を進ませてみた。亀頭の先が子宮口へキスをする。正面から見ると両者の見た目はけっこう似ている。双方とも小さなくぼみがあるのだ。そのくぼみ同士が時々触れ合う。キスをする。セックスに熟練した女性なら、亀頭と子宮口の熱烈な接吻を喜ぶのだが、メイに激しい突き入れはまだ早かった。玉泉は深く挿入したまま、さらなる押し込みはせずに、亀頭で子宮口を優しく愛撫するように腰を回した。

「ん…………、あんっ。…………んふ。…………ふうん。……ふうん。……ふうん」

今までとは少し違う嬌声だった。気持ちよさそうである。

(この攻めは有効……)

玉泉は心のメモ帳に、そう書き記した。



 緋菊の間。弥生の甲高い声が響く。萬念のカチカチになった野太い魔羅が秘口を目一杯押し広げて埋没したからだ。
 セックスにおいて女がペニスに求めるのは「硬さ」が多く、「太さ」も大事。萬念の男根はそれらを十分に兼ね備えていた。加えて「長さ」もあり、さらに「カリ高」でもあった。
『愛情やテクニックがあればペニスの大きさなど二の次』という女の声は多いが、萬念クラスのゴージャスな魔羅を嵌められると、『やっぱり大きいほうがより深く感じる〜』と女は思うのである。現に、弥生は早くも盛んに悦びの声を上げていた。

「ああうっ……、いやぁ…………、お、大きい…………、んふっ……、あはっ…………」


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