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処女寺
【複数プレイ 官能小説】

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処女寺 〔後編〕-5

 小坊主たちは入念に乳房・乳首をねぶり、念入りに女陰をいじっていたが、弥生に快感の下地が出来上がったと分かると、用意してあった大小の桶のそばに彼女を誘導し、浣腸の準備に入った。昨夜は萬念の腹に弥生の噴出したものが掛かったので、今夜はそんな珍事が起きないように、小坊主らは慎重に事を運んだ。

「奥さん、入れるよー」

萬念が浣腸器でグリセリン液の混じったぬるま湯を注入する。そして、弥生が便意を催すまで待つ。ただ待つのは芸がないが、昨夜のようにセックスしながら待つと、また「腹にビシャーッ」となりかねない。今宵は大きな桶に彼女をまたがらせ、肛門が浣腸液の作用に絶えきれなくなるまで指で女陰を愛撫することになった。しかし、二人同時の指攻めなので、弥生のヴァギナは、すぐに血行がよくなってきた。

「ああん……、だめえ、そんなにしちゃあ……」

珍念の指が大陰唇・小陰唇をもてあそび、萬念の指がクリトリスと会陰をまさぐる。多彩な刺激で、弥生はもう、軽く逝きそうだった。



 玉泉の自室。脹ら脛を撫で回していた住職は、今度は張りのある太腿の外側を触り、次いで、太腿の内側の柔らかさを手のひらで楽しんでいた。そして、腿の付け根に指が及び、メイが「ああ、アソコを触られる」と意識した時、玉泉は身体を起こし、娘の乳房に取りついた。下半身へのじらしの代わりに上半身へのご褒美だ。

レロ……、レロレロレロ……。

舌先を左右に細かく動かして乳首を刺激する。

「あうーーーん」

メイが鼻を鳴らす。

チュ、チューーーー……、チュッ。

乳首を吸うと、娘が喘ぐ。

ベロリ……、ベロベロベロベロ……。

両の乳房を手で寄せて接近した乳首を交互に舐めてやる。メイは身悶えた。乳首は痛いほどにとがっているが、そうなりたいのは下の肉芽も同じだった。しかし、玉泉はまだクリトリスへの愛撫は控え、胸をしばらくもてあそんでいた。

「ああーーーん。……ううーーーん……」

はっきりと言葉には表さないが、メイの嬌声には「下も舐めて……」という願いが込められていた。そこで、玉泉は顔を太腿の付け根に持ってゆき、大陰唇の外側を舐め始めた。

ベ…ロ…リ。……ベロ……ベロ……ベローーー。

舌全体で、わざといやらしく舐める。メイは早く陰唇を、クリトリスを舐めてほしくて腰をひくつかせるが、住職はお預けを食わせる。メイを寝かせ、69(シックスナイン)の状態になると勃起した男根を娘の鼻先に突きつける。

「それを舐めてくれんかのう?」

フェラチオを要求する。娘はためらい、唇を引き結ぶ。

「セックスは男女の共同作業。片方が奉仕して、もう片方がそうしないというのは不公平ではないかな?」

諭されて、メイはおずおずと口を鈴口の先に近づける。そして、小鳥がついばむように瞬間的に唇で亀頭に触れる。

「そうじゃ。そのキスを繰り返し、次はチロチロ舐めておくれ」

娘は、今度は従順になり、唇を近づけると亀頭にキスをし、小さく舌を躍らせた。玉泉はお返しに大陰唇をベットリと舐め回し、小陰唇を唇で挟んで引っ張った。そして、住職の次の指導に従いメイが亀頭を咥え、本格的なフェラチオを試みると、ここでようやく娘の本願成就。クリトリスへの舌の愛撫が始まった。

「んふっ。…………んんんんーーーー」

待ち焦がれていただけに、反応がはなはだ良い。玉泉の舌は、ねっちり、みっちり、肉芽を這う。そして、執拗な舌の徘徊が続くと、メイはペニスを咥えていられなくなり、盛んに悶え始めた。

「んあっ……。やーーん……。あっ……あっ……あっ……あっ……」

レロレロレロ……と肉芽がしつこく舐められる。

「いやん……。ああ……そんなに…………。ああうっ…………」

そうして、くどいほどに陰核が刺激され続けると、ついに愉悦が堰を切ったように迸る。

「くあっっっ!……………………………………あっ!…………あっ!」

メイはクリトリスで、今宵一度目のアクメを迎えた。



 その頃、緋菊の間にて、弥生も絶頂を迎えていた。小坊主たちの秘所への濃厚な指攻めで、彼女は桶をまたいだ格好で尻・腿・膝を震わせて逝った。そして、快楽の波紋が治まると、弥生は急激に便意を覚えた。それを察した珍念が囁く。

「奥様。下には大きな桶がございます。遠慮なくお出しください」

それでも弥生はしばらく噴出を堪えていた。しかし、萬念が右手で彼女の腹を荒々しくさすり、左手で反対側の腰をさすり、そうして、両手を一気に女体にめりこませると、弥生の肛門はこらえきれずに決壊した。

ビシャ……ビシャーーーーーー…………ビルルルルル…………。

初めは黄金色の噴出が、すぐに黄土色になり、粥状の便が出て、小さな固形物も混じり始めた。

ビルルルル………………ブホッ………………ブリリリリリ…………。

ゆるい大便が出始める。そして、小休止。

弥生は醜態を晒した恥ずかしさと、それを克明に見られたという妙な興奮とで、顔を真っ赤にしていた。

「奥様、けっして汚くなどありません。桶に出たもの、これは食べ物の大往生した姿。見事、成仏した姿なのでございます」

珍念が昨日と同じようなことを言った。

「奥さん。美人の出したものなら、たとえ臭ったって不快じゃない。かえって興奮するってもんだ」

萬念も言い、今度はやわやわと彼女の腹を揉んだ。すると、次なる便意が弥生に生じ、アヌスからムリムリムリっと自然便が顔を出した。

 ……しばらく弥生の様子を伺っていた珍念だったが、これ以上便は出ないと判断すると、ティッシュで彼女の肛門の汚れを拭ってやった。そして、汚物の入った桶を抱えて部屋の外へ出ていった。萬念は先ほどの言葉とは裏腹に窓を大きく開けて籠もっていた臭気を出そうとしていた。


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