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秘密の四角関係
【調教 官能小説】

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秘密の四角関係-6

 そしてガクガクと痙攣すると、急に動かなくなった。
「あはん!あっあっっっ」
 それを追う様に、有美も忘我の境地へ飛んで行く。
「みんなイッたか…?」
 有美も友香も早紀も、ぐったりとして、気を失っている。
「………美穂」
「はい」
 美穂は悠也に歩み寄った。
 悠也は美穂のミニスカートの裾から手を滑り込ませた。
「…濡れてるな」
 美穂は顔を赤らめた。
「そこに手をついて尻を突き出せ」
「はい」
 美穂はソファの背もたれに手をつき、肉付きのいい尻を突き出した。
 悠也は美穂のパンティをずらすと、ヒクヒクとしている女穴に肉棒を押し入れた。


 有美が目を覚ますと、毛布がかけられていた。
 友香が有美に寄り添う様にして寝息を立てていた。
 向かい側のソファでも早紀と美穂が寝息を立てている。
「これ…坂井君が…?」
 広いリビングは夕闇に包まれていた。
 リビングと床続きになっているキッチンから、人工的な光が入って来ている。
 食事をとると思われる立派な造りのテーブルに、悠也が一人、コーヒーを啜りながら本を読んでいた。
 学校の時とは違った落ち着き払ったその様子は、とても同級生に見えない。
 悠也が有美の視線に気付いた。
「おはよう」
 少年のようにニッコリとする悠也は、さっきまでの大人な感じも、サディスティックな雰囲気も纏っていない。
「お、おはよ」
 有美は拍子抜けしたようにキョトンとしている。
「…ご両親は?」
 さっきの卑猥な光景を振り払うかのように、有美は何の変哲もない事を訊いた。
 しかし、悠也の表情は一瞬陰りを見せる。
「いないよ」
「え?」
「そんなことより、ご飯食べて帰る?」
 悠也はまた明るい表情を見せた。
「あぁ…お母さんが作ってるかも」
「へぇ…」
 悠也は立ち上がると、キッチンへ歩いて行った。
「残念だな…せっかく作ったのに」
 確かに美味しそうな香りが鼻をくすぐっている。
「坂井君が作ったの?」
「あぁ。買い物に行ったのは美穂姉さんだけど」
「美穂姉さん?」
「あ、そこで寝てる人だよ。松尾美穂。いとこなんだ」
「ふぅん…」
 有美はすやすや眠っている美穂をみた。
「せっかくだから、食べて行こうかな」
 美穂は悠也に微笑んだ。
「んん…はぁ〜…」
 友香が身を起こし、ぐーっと伸びをした。
「…あ、何か美味しそうな匂いが…」
 友香は鼻をくんくんさせる。
「坂井君が作ったんだって」
「あ、有美…。坂井君が作ったって…ああぁ!」
 友香は今までの事を思い出し、悠也に怪訝な目を向けた。
「おはよう」
 やはり悠也はニッコリして友香にそう言った。
 そして友香も有美と同じようにピンと張らせた糸を弛める。
「せっかくだから、食べて行こうよ」
「有美…」
 いつもと変わらない有美の様子に、友香は戸惑う。
「う…うん…」
 友香はためらいながら首を縦に振った。

 それから五人はテーブルを囲み、楽しく食事をした。
「おかわり!」
 友香は二皿目をたいらげ、皿を差し出す。


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