〈狂宴・中編〉-23
『ほぅら……この“タマタマ”の中にタムルの精子が溜まってるのよぉ?今からい〜っぱい出して・あ・げ・るぅ!』
「あ"〜〜〜〜ッ!!!」
タムルはパンティーに包まれた陰嚢を丸い額に乗せると、ポンポンと叩くように優愛の顔に押し当てていった。
なんとなれば、レイプに怯える女性の恐怖の対象は、男性器に向かうのだから。
『ね?コロンコロンてしてて可愛いでしょ?ウフッ…今に優愛ちゃんの方から「舐めさせて」って言うようになるわ?……タムルが躾てあげるからさあ』
(嫌よ……嫌あぁぁぁぁッ!!!)
死ぬ事も許されない優愛には、タムルの教育から逃れる術は無く、架純のように狂わされていくしか道は無い……死すら忘れ、生きる意味を快楽だけに見出だすような、そんな家畜にはなりたくないといくら叫んでも、優愛の肉体は此処に居続ける以外に無いのだ……涙は架純から奪ったパンティーに染みていき、鼻水や涎は拭き取りられていく……それは全てを奪われていく、優愛の未来と重なっていた……。
『み…見てぇ……タムルのおチ〇チン……』
「!!!!」
涙と鼻水に濡れたパンティーをズルリと脱ぐと、肉棒はビンッ!と天に向かって反り返り、今にも切れそうなくらい血管を浮き上がらせていた。
皺くちゃな陰嚢は縮れ毛をモジャモジャと生やし、アンモニアのような刺激臭を漂わせていた。
その不潔で悍ましい“凶器”から逃げようとした顔は、部下達の手で押さえ付けられ、直上のタムルの陰部を見上げたまま動かせなくされてしまった。
『さっき、オッパイをチュパチュパされて気持ち良かったでしょ?今度はタムルのおチ〇チンをチュパチュパするのよ?』
「はがッ!?あ"ッ…!!おぼぉッ!!」
タムルは拘束台に上がり、反り返る肉棒を握って下げると、悲鳴をあげるだけの穴となった口に、ゆっくりと挿し込んだ。
「あ"ろ"ッ!!がはあッ!!がはあ!!」
「うぎぎぎッ!!ぎぎぃ!!」
優愛が必死に引き抜こうとする様を肉棒に感じ、それに悲鳴による振動までも加わって、堪らなく興奮を誘った。
顔を上げれば姉の景子が、必死に許しを乞うて泣き叫んでいる。
タムルは今、姉妹を同時に姦しているのだと改めて感じ、その悦びのままに背中を丸め、眼下に揺れる無防備な胸肉を両手に収めた。