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「なに? このいやらしい液は? え? 恥かしくないの?」
「そんな……あたし……そんな……」
「こんなに出しちゃって……。ほら、ちゃんと手を組んでっ」
瑠美ちゃんは、泣き出しそうになるのを必死にこらえながら、また元の通りに後ろ手に組み、おっぱいをお姉さんの前に突き出しました。
「ああ汚い。食べる前に台無しじゃないの! 瑠美!」
瑛美さんは再びハンカチで自分の手と瑠美ちゃんのおなかをぬぐい、きっぱり命じました。
「わかった? ちゃんと言いなさい」
しかたありません。瑠美ちゃんは、目をつぶり、小さく言いました。
「瑠美の……おっぱいを……もっと……す……」
「もっと? 吸って、ね?」
瑛美さんは怖い顔でにらみました。
「吸って、く・だ・さい……」
こんなみじめなお願いがあるでしょうか。瑠美ちゃんはもう泣きそうでしたが、ここで泣くと、もっといぢめられると思い、耐えました。体が震え、瑛美さんの前にさらけ出された可憐なおっぱいも、小さく震えました。 瑛美さんはそんな瑠美ちゃんを、初めからそう言えばいいのよ、とでも言いたげに、腰に手を当てて、見ていましたが、やがて再び歩み寄り、大きく、べろんと、おっぱいをなめあげました。
「ああう……ン」
「乳首がコリコリしてて、美味し〜い」
そうして、また、乳責めを始めました。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅううっ――ほうら、恥かしいおっぱいだっ」
「あ、ああっ、いやっ、お姉ちゃん、もう許してっっ!」
「ど・お・し・て、お乳が出ないのかな〜」
「いやっ、いやっ、いやああああっ!」
今度の乳責めは五分ほど続けられ、そして――、
「さぁて、じゃあ、本番よ」
瑠美ちゃんはやっと許されて、瑛美お姉さんに言われるがままに、今度はリビングの卓に仰向けになりました。
いよいよ、瑠美ちゃんの体にホイップクリームが盛られ、彼女はケーキとなるのです。瑠美ちゃんはいまやパンティもハイソックスも脱がされ、ただ無防備な姿を、瑛美さんの前にさらしていました。
アフリカ製という話の、黒光りする木製の卓は、板の部分がちょうど瑠美ちゃんの胴体と同じくらいの大きさで、曲線を描く四本の脚に、瑠美ちゃんはそれぞれ、手足を縛りつけられました。痛くないように板には敷物が敷かれ、更におなかを浮かせるようにもう一枚の敷物が折りたたまれて下に入れてあって、いやでもおっぱいは、ツン!と張らざるをえません(瑛美さんの唾液は一度綺麗にぬぐわれ、瑠美ちゃんの可憐なおっぱいは、再びみずみずしさを取り戻したことを喜ぶかのように、ぷるるん、と揺れました)。
瑛美さんは、ホイップクリームやら何やら、手早く用意を整えると、さっそく盛り付けにかかりました。
まず、クリームで基本的な形を作ります。
瑛美さんが最初に取りかかったのは、意外というべきか、おっぱいではなく、下腹部の辺りでした。白いホイップクリームを、まるでひもだけのパンティをはかせるように、脚の付け根をいちばん太く、盛りつけました。 下腹部の三角形の頂点の、まだじゅうぶんに毛の生えていない茂みにも、しっかりとクリームを塗り、本当のパンティのように盛りました。
「んン……」
自分の喘ぎ声を色っぽいと、瑠美さんは自分でも思いました。