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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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輪姦の宴-4

男は隣町に着くと、駅の裏手近くの駐車場にワゴンを停めた。
真奈美は、その駅に”宿路駅”の文字が見えた。真奈美の家の最寄駅である葛原駅からは2駅離れている。
宿路駅の周辺はデパートや専門店、オフィスビルといった商用施設が立ち並ぶ一大都市とも言える大きな街だ。
真奈美は、よく女の子の友達同士で、この街へウインドウショッピングに出かける。
最新の流行もの、珍しいものが集まる、あこがれの街なのだ。

その一方で、駅の裏手には飲み屋やスナック、バーなどが立ち並ぶ歓楽街が広がっている。
夜は、青や赤、ピンクの看板やネオンが輝き、怪しげな客引が声をかけてくる。
特に若い女性が一人で歩くには危険極まりないレッドゾーンだ。
少なくとも母親からは、そう教わっていた。

男は、真奈美を連れて出ると、その歓楽街へ一直線に歩き始めた。

「ちょ、ちょっと待って! こっちの方向って、アブナイ場所じゃないの?」

真奈美は一瞬硬直して足を止めた。

「そう教わってるのかい? まあ、成人なら楽める場所なんだがな」

「アタシ、未成年よ! 楽しめないわよ! しかもこんな遅く、こんな場所に居たら補導されるわ!」

「フハハ、だから落ち着いた紺色のワンピースを着せただろう。オレと一緒に居れば、恋人同士にしか見えねえよ」

「そんな、いい加減な・・ どう見ても大人の大男が、未成年の女の子を連れまわしているようにしか見えないわよ・・」

「フン、補導員だろうが何だろうが、オレが恋人だと言やあ、みんな従うぜ。いちおう、オレはこの界隈じゃ、ちょっとした顔だからな」

そんな会話をしながら結局、真奈美は大男に引っ張られるように、色々な光で彩られたネオン街へと入って行った。

「−さあ、まずはここで腹を膨らませるかな」

大男が真奈美を連れ込んだのは、有名なチェーン店の居酒屋だった。
真奈美にとって、居酒屋に入るのは生まれて初めての体験だった。
サラリーマンやOL、大学生とおぼしき連中が所狭しと椅子に座り、テーブルを囲んでいる。
うるさいくらい賑やかな話し声、笑い声であふれかえり、時々「乾杯!」や「おかわり」、「すいませーん」などと叫び声が上がる。
店員たちは忙しそうに料理や飲み物を運んでいる。

その中を、店員に案内されながら奥のテーブルに座った。

「どうした、そんなに珍しいか?」

「は、はい、初めてなので・・ なんだか落ち着きません・・」

「がはは! そりゃ良かったじゃねえか! 今夜はとことん楽しんで行けよ」

男は生ビールのジョッキを2つ頼んだ。自分と真奈美の分だ。

「ここは、好きなものを頼んだらいい。ほら、選べ!」

男が差し出したのは、メニューをオーダーするための端末機だった。
真奈美は、初めて目にする端末機に、操作方法が分からず、あたふたした。

「ほら、貸してみな。 そら、こうするんだよ」

「え、あ、すごい、へえ〜・・ メニュー、たくさんあるんだ!」

いつもの好奇心が顔を覗かせたのか、真奈美の目はらんらんと輝き、端末にくぎ付けになった。

「ほら、ビール来たぞ」

男は、真奈美にジョッキを持たせた。

「ほら、乾杯だ、乾杯!」

「は、はい、乾杯・・」

真奈美は、男の威勢につられて、ジョッキをカチンと合わせた。

「いいか、ビールはこうやって飲むもんだ」

そう言うと、男はジョッキを持ち上げ、息をも継がずにゴクリゴクリと飲み始めた。
上を向いた男の喉がカエルのように膨らんではしぼみ、喉仏が上下した。

「ぷはあ・・ どうだ、こうやるんだよ」

男は空になったジョッキをつまんでぶらぶらと振った。
真奈美は、恐るおそるジョッキを口に運んだ。

「ん・・ ちょっと、にがいです・・」

「はあ? それがうまいんだよ」

一口飲み込んで舌でころがしながら真奈美は、こんなにがいもの、一気に飲んだらどうなるかわからない不安で、男をじっと見つめた。

「おまえ、精液とか小便とか、おいしそうに飲むだろ! それに比べりゃ、ビールくらいどうってことないだろが」

「ぎゃ! ちょっと、人前で大きな声でしゃべらないで! ・・わかったわよ、飲むわよ」

そう言うと、真奈美は意を決したように、ジョッキを持ち上げ、グイと飲み始めた。

「おう! いい飲みっぷりじゃねえか!」

真奈美は、ゴクゴクと喉を鳴らしてジョッキ半分ほどを飲み込んだ。

(あれ? 思ったほど、にがくない)

「お待たせしました、お通しです! 若鶏のから揚げあんかけになります。」

「あ、まだ料理頼んでないのに・・」

「バカ、これは何にも言わなくても、付いてくるの!」

「え、そうなの」

「何にも知らねえんだな! 今どきの学生なら、フツーに知ってるぜ」

「な、なによ、バカにして!」

真奈美の顔にうっすらと赤みがさしてきた。どうやらアルコールが回ってきたようだ。

「ほら、今注文してるからな、さっさとジョッキくらい空けちまえ! テーブルが狭くなるぞ」

「分かったわよ、これくらい!」

真奈美はジョッキを両手で掴むと、一気に口へ運ぶ。ゴキュ、ゴキュと喉を鳴らしてビールを流し込む。
そして、最後まで飲み干すと、タン!とジョッキをテーブルに置いた。

「おかわり!」

「ハハッ! そう来ないとな!」


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