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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・前編〉-27

奈和の、儚くも切ない想いに応えようとする優愛の前で、デブオヤジはゆっくりと立ち上がると、ついにブリーフを脱いで怒張した肉棒を曝け出した。

それは太鼓腹に隠れもせずに反り返り、女肉が欲しいと尖端から涎を垂らしていた。


『その牝、貴方が嫌いで私の“豚”が好きだって煩いのよ。最初が肝心なんだから、ビシッと締めちゃってよぉ?』

『なんと!ワシに服従したふりをして、そんな事をぬかしておったか!』


タムルの煽りを真に受けたサロトの目は、春奈と対峙した時と同じ輝きを放っていた……専務を凍りつかせた、冷酷な輝きだ……。


『……グフ…グフフ……さすがは夏帆に似た牝じゃ……憎らしいくらい生意気じゃて……』


サロトは自分の糞尿の海に転がる奈和を睨み据えると、まだ握ったままだったブリーフを離さずに伸し掛かった。


『……ワシは……ワシは騙されるのは好かんッ!!』

「ふがあッ!?ぶごッ!!むごおぉ!!!」

「ッ!!!」


握ったブリーフを奈和の口元に押し当てたと思った瞬間、サロトの指はその汚れた布をグイグイと口の中に押し込めて言葉を封じてしまった。
それでも足らないとリードを噛ませるように幾重にも巻き付け、解けぬように縛ってしまった。


(優…愛ちゃ……?)


突然の暴力に状況が飲み込めないままの奈和に、新たな痛みが襲い掛かった……それは切り裂いてしまうような股間に走る激痛……奈和は、この脂肪塗れのオヤジと、一個の生き物となって同化した……。



「も"ごお"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ッ!!」


眼球が転げ落ちんばかりに目は見開かれ、もっと奥まで肉棒を突き刺そうと抱き締めてくるサロトを睨むように見た。
瞳を爛々と輝かせた怒り顔のサロトの抱擁は強く、未だ侵入を許すまいと狭めている秘穴の抵抗を突き破って、肉棒が子宮目指して突入してくる。


(な、奈和…ッ!!やめ…やめてよ!!奈和ぉぉぉッ!!!)


サロトを押し退けようとした両手はしっかりと握られ、奈和とサロトの下腹部は隙間無く密着した……巨体を挟む両足はV字に開き、なんとしても離れたいとジタバタと足掻いていた……。


『ヤッちゃえヤッちゃえぇ!アハッ!!ざまあないわ、ねえ優愛ちゃん?』


このはしゃぐオヤジが、あのデブオヤジを嗾けた(けしかけた)のだと、直ぐに分かった……最後の最後まで奈和は暴力に曝され続け、弄ばれて嬲り者にされた……血も涙も無く、弱者を虐める事でしか生きる意味を見出だせない畜人に、優愛は嫌悪より強い憎悪を抱いた……だが、その憤怒に震える顔は向きさえ変えられず、サロトに抱かれて悶える奈和から逸らせない……。



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