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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・前編〉-24

『……優愛の見てる前で自分から抱きつく…か?まあ、どうせ付き合えねえんだし、お互いに吹っ切れるにゃ丁度良いか?』

「ッ!!!」


暴力に完膚なきまで心を押し潰され、自分すら殺してサロトと唇を重ねる奈和に対し、嘲るような台詞を専務は吐いた。
それは何の為に“こんな事をしている”のかと、冷酷に問いただしたに等しい台詞であった。


『優愛はあのオヤジに玩具にされちまうし、テメェもこのデブオヤジにヤラれちまうんだ……ククク……腹の辺りに“硬いの”が当たってねえか?ソイツがテメェのオマ〇コとケツ穴を……クックックック……』

「……!!!」


奈和の先程までの抵抗の意味を、専務は知っていたのだ……ズボンの上からでも分かる、勃起した肉棒を恐れていたのだと……。


『このオヤジは絶倫だからよぉ、昼も夜も関係なくヤり捲るぜぇ?あの春奈の妹なんかよ、頭がオカシくなった上に妊娠までさせられて……この俺でも可哀想だって思うようなコトになっちまってんだぜ?』

「ッ……!!!」


専務の囁きに嘘は無いだろう……航海の間にずっと観せられた映像からも、今のこの状況からしても……。


『テメェの顔は、前にオヤジが飼ってた夏帆って奴に似てるんだ……ケツが腫れるまで引っ叩いたトコを見りゃ、乱暴に扱われちまうんだろうなあ?』


もう優愛がどうのと思える余裕は消えていた……服従しようが抵抗しようが、待ち受けている運命は一つしか無い……〈犬〉という名称は侮蔑などではなく、これからの自分そのものなのだと……。


『ぷぅ〜。奈和の唇は美味いのう……鼻水と涙の塩気が堪らんわい』


サロトは奈和の唇を堪能すると、肩を軽く押して突き放し、いよいよ衣服を脱ぎ始めた。
弛んだ腹はブヨブヨに膨れて、黄ばんだブリーフを覆わんばかりに垂れていた。その身体は全ての女性が〈醜〉と切り捨てる物であり、なおさら奈和には見るに耐えない代物である。
この汗塗れの脂肪の塊に己の肉体を捧げる生活が、自分の定められた運命だと思うと、いっそのこと狂ってしまった方が良いとさえ思えた。


『……ムフッ…ムフフ……もう辛抱堪らんわい』

「あぁッ!?い…やあぁッ!!」





サロトは奈和を思い切り抱き締めると、その体重で押し潰すように倒し、冷たい床に出来た奈和の糞尿の海に、せっかくの白い制服が汚れるのも構わず転がした。

汗だくの巨体は奈和の足の間にスルリと滑り込み、開かれてしまった股間に怒張した肉棒をゴリゴリと当てている。
その重なる姿は正常位の形であり、これからの“二人”が昼夜を問わず形作る結合の体位だ。




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