瞳の初恋日記-6
9.
雅彦は、瞳を抱きかかえると、ベッドに運んだ。
「瞳ちゃん、僕は、僕は・・・」
瞳を仰向けに押し倒すと、裾を開く。
さっきからのペッティングで帯の緩んだ前合わせをはだけて、臍の間際まで白い肌をむき出しにする。
雅彦は、ベルトを外して、ブリーフごとズボンを脱ぎ捨てると、瞳に覆いかぶさった。
「雅彦さん、私、あのう、あのう〜まだ〜〜」
「分かった、嬉しいよ、瞳ちゃん、僕を待っていてくれたんだ。僕の大事なお嫁さん。ありがとう」
赤い蹴出しの上に、白く浮き上がって並ぶ瞳の豊かな腿、その閉じられた腿の合わせ目を、黒々とした恥毛が割れ目を隠し、クリトリスの突起が僅かに覗いている。
(瞳ちゃんは、未だバージンだった。間に合ってよかった。瞳ちゃん、大事にするからね)
ギンギンに勃起をしているペニスに、唾をたっぷりとまぶした。
恥毛を掻き分けて、割れ目に指を伸ばすと、瞳が腿が開いた。
クリトリスの下にそっと指を差し込む。開いた花びらの中は、ジュクジュクと愛液が湧き出し、雅彦を待ち受けている。
(バージンでも、愛液は出るんだ)雅彦は初めての体験に、不安と悦びが交錯する。
「瞳ちゃん、僕のおよめさん、愛してるよ」
ペニスを指で摘んで、鈴口で割れ目を探り、膣口に押し当てる。
亀頭は、唾と先走り液で、べっとりと濡れている。
「瞳ちゃん」
雅彦は、瞳の耳元に声をかけながら、ペニスを押し込んだ。
雁首が半ば進んだところで、抵抗にさえぎられ陰茎がしなった。
(処女膜だ)
左指で陰茎を支えると、腰を煽る。
「うっ」
瞳が腰を引いて、呻きをあげる。
「一寸、我慢して、大丈夫だから」
「ごめんなさい、雅彦さん、いいのよ」
ペニスは、ワギナの抵抗で強い刺激を受け、今にも弾けそう。
腰が逃げないように左手で抑えながら、さらに腰を煽る。
ヌルっ
抵抗が緩んで、ペニスは進んだ。
(ああ、雅彦さんが入ってくる)
雅彦を想い、疼く乳房を持て余し、自らの指でクリトリスを慰めて、かりそめの悦びに過ごして来た夜を思い起こす。
一瞬の痛みと共に、愛する人の逞しいモノが股間を割って胎内に満ちてくる。
充実した幸せに、瞳の乳房は雅彦の胸の下で悦びに震えた。
怒張の極に達したペニスは、雅彦の思いのたけをこめて、ワギナの奥底で爆発した。
「瞳ちゃん、君はもう僕のお嫁さんになったよ」
「雅彦さんっ」
「瞳ちゃん」