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あたしの気持ち
【その他 官能小説】

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あたしの気持ち-3

――‥クスッ
「…キスされたぐらいで、あんな声だして…。ん?ダメって言うのは、この口かな?」
そう言って高野さんは、あたしの顎をグイッと掴み、またキスをした。
(んんっ………どうしよ、あたし…)
ムリヤリでも嬉しかった。例え高野さんに遊ばれてても…。あたしは最初に会った時から高野さんのコトが…。
ただ、それを言ったら仲の良い上司・部下の関係なんて続けていられなくなる。
この人は結婚してるんだからって、いつも自分に言い聞かせて…それなのにっ!
自分を抑えきれなくて思わず言いそうになった言葉をグッと飲み込んだ。
「……っ!お願いだから‥もぉ、やめて……。こんなのダメだよぉ。こんなの‥高野さんらしくない……こんな高野さんキライ‥大キライッ!」
一瞬、高野さんの動きが止まった。けど、すぐにまた首筋に唇を這わせる。
「ひぁあっ!!」
「そっかぁ…木谷は俺のコト大嫌いだったんだぁ〜。ザンネンだなぁ、俺はけっこう好きなのに」
(え?…今、なんて?)
聞き違いかと思って顔を上げたら、あたしの視界は真っ白になった。
「キャッ!?…な、なに?」
高野さんのコック用のスカーフだと気付くまでの間、あたしの両腕は後ろに回され、いつのまに外したのかベルトで固定されていた。
「イ、イヤァ!た、高野さんっ!外してよぉ!!」
「ダメだよ、外してあげない。それに外さない方が俺のコト見なくてすむから、まだいいんじゃないの?」そう言うと、あたしにキスしながら、服のボタンを外しはじめた。
そして、その中に着ていたTシャツは首元まで、たくし上げられた。
もちろん、それで終わるはずもなくズボンのベルトをカチャカチャと外され、足首辺りまでおろされた。
「んっ!?んんっ‥!!」
恥ずかしくて声を出して言ったけど、くぐもった声しか出なかった。
(こんな格好…もし誰かに見られたら…)
ここは、あくまで職場だ。誰かが来ないとも限らない。
(なんで……こんなコトに…いつもなら‥)
そう、いつもなら仕事し終わって、それから仕事の話とかもしながら普通に会話して帰ってたのに…。

―‥なのに、今は……

「高野さん、お願いだから…ホントに、もう止めて下さい」
あたしは恥ずかしくて消え入りそうな声で、ようやくそれだけ言った。
「止めて‥って?どうして?」
そう言うと高野さんは、更にあたしの足を広げ、パンティの上から陰部をなぞった。
「あぁんんっ!!」
「ほら、こんなに濡れてクリ○リスまで、くっきり見えてるのに」
言いながら、わざとクリ○リスのとこを爪で軽く引っ掻くように愛撫された。
「ひぁぁあん…あぁっ」
「あ、ますます濡れちゃったみたいだね。こうされると気持ちイイんだ?」
「イッ、ィヤ‥本当に止めてぇえ!」
動かせない手足。見えない状況。それと、非日常的な場所。さらに好きな人にされている行為。あたしは自分でも驚くくらいに濡れていた。
「すっげ‥止めてって言いながら、ちょー濡れてんじゃん。木谷って変態?」
「ち、違っ…あぁっ」
「違わないでしょ?ほらっ!こんなにビショビショにして…縛られて無理矢理されて感じてんなら変態だよね」


恥ずかしくて…でも体は反応しちゃって…あたし、ホントに変態になっちゃったのかなぁ?
高野さんの声も、もうなんか…遠くに聞こえる。
「……るからな?…………何にも言わないって事は、肯定したって受けとめるからな」
言い終わらないうちに、高野さんのモノが、あたしの中に突き刺さった!
「はぁあぁぁっ!?」

―パンッ!パンッ!……
「はっ‥はっ‥すっげ…木谷の中すっごい、ぐっちょぐちょなのに、ちょー締まる(笑)気持ちいー?」
「あっあっ……っく‥ぃやぁぁあん!」
首を横に振って精一杯の否定をした。
「気持ち‥良くない?じゃあ、これは?」
激しく出し入れをしながら、あたしのクリ○リスを擦る。
あたしは、嬌声を上げながら自分の体が自分のものじゃないみたいな感覚になった。


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