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届かない想い
【同性愛♀ 官能小説】

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後編-1

放課後に、ゆえちゃんをマックに誘います。
どうしてもイヤラシイ目で見てしまいます。

「私、ゆえちゃんのことが好き!
ウチとつき合って!彼女になって!」
「ええっ!?マキちゃんは知ってるけど、
私、ナオさんとつき合ってるんだよ?」
「知ってる。ウチ、秘密の彼女でいい!
何でもするし、何でもしていい!
つき合ってくれなきゃ、ナオさんのこと、
バ、バラすよ!」
(これじゃ、きょう迫だよ…告白じゃないよ)
「大人と子供はセックスしたらいけないんだよ!」

ゆえちゃんはうつ向いて困った顔をします。
「それは、困るよ…。
ナオさんと居られなくなっちゃう」
「じゃあ、ホッペにキスさせて」
「うん…」
うつむくゆえちゃんの手に、手のひらを重ねます。
小さな手に、汚れてしまった手を。

近くに寄ると、果物みたいないい匂いがする。
ホッペに頬ずりすると、
ゆえちゃんの熱が伝わってきます。
赤ちゃんのうぶ毛みたいに柔らかい髪が触れて、
くすぐったくてゾクゾクします。
ゆえちゃんがどうしても欲しくなります。
独り占めしたくなります。

「あっ」
スキを見て、口にキスをします。
ゆえちゃんの唇は、小さくて柔らかい。
かわいい果物、食べちゃいたい。

「帰ってお夕飯作らなきゃ…」
「明日もマックだからね!」



今日もマックの一番奥の席で寄りそって、
テーブルの下でゆえちゃんの手を握ります。
「ゆえちゃん、パンツ脱いでよ」
「えっ!ここで脱ぐの!?」
「ここは一番奥だから見えないよ」

ゆえちゃんは制服のスカートの中に手を入れて、
しぶしぶとショーツを下げてくれます。
テーブルの下で手渡してくれます。
誰にも気づかれないように、手の中でそっと嗅ぎます。
ふわっ、とゆえちゃんの匂いがします。

「オシッコくさいだけだよ…」
「ううん、違う。ゆえちゃんはHな匂いがする」

夏の日に、
学校のプールの薄暗い女子更衣室で、
ゆえちゃんの下着でイタズラしたことを思い出します。

明かり取りの窓から聞こえる、クラスの子たちの歓声。
誰か来るかもしれないという、
心臓をつかまれるような焦燥感。
身体が熱くなって、自分の肌からする強い塩素の匂い。
ついさっきまで、一緒にはしゃいでいた女の子の、
甘い蜜の味。

狭くて蒸す女子トイレで、
スクール水着を膝まで下ろして、
夢中になって汗まみれでした自慰行為の興奮が、
子宮から肌に出て来て、ブルッって震えます。
アソコが濡れてくるのがわかります。

「ゴメン、ちょっとゴメン」
ゆえちゃんのショーツを握りしめて、
トイレに急ぎます。

パンツに手を突っ込んで、
ゆえちゃんのショーツの、
一番匂いの強いところを鼻に押し当てて、
胸いっぱいに吸い込みます!
苦しいくらいに興奮します!

(こんなにいい匂いして!
きっと、ナオさんと毎日セックスしてるんだ。
だからこんなにHな匂いがするんだ
私もしたい!ゆえちゃんとセックスしたい!)
手早くオナニーをします。

手を洗って席に戻り、
ゆえちゃんの隣に座って、
テーブルの下でゆえちゃんのスカートを静かにたくし上げて脚に触ります。
「ねっ、ゆえちゃん、ベロチューしよう。ねっ」
「ダメだよ!
キスは親しみの挨拶だけど、ベロチューは違うよ!
それ以上したらマキちゃんのことキライになる!
絶交だよ!」
キッパリと拒否られます。
内ももまで伸びた手も押さえられます。
「あうっ」
「ねっ、こんなの止めて、他に好きな人を作ろうよ。
好きな人ができるまで、
パンツくらいなら時どき貸してあげるから」
そんなことを言われて、自分が情けなくなります。

「私もマキちゃんのこと好きでいたいよ。
大切な友達だもん」
トドメが刺されます。

どうしても手に入らない。
どうしても。
心が苦しくて、ねじれていきます。

「うっ、ううっ」
マックのテーブルに伏して泣きます…


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