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想ぃの行方
【青春 恋愛小説】

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想ぃの行方【裏】-3

翌朝、矢田はやたら上機嫌で声をかけてきた。

「うーす、英士!何かありがとな!!」

どうやらうまくいったみたいだな。今日は秋風が変に心地よく感じる…。
騎士(ナイト)はお姫様に恋をしても、決して伝えちゃいけない。騎士(ナイト)は王子にも仕えているのだから。
王子を引き立てる役目を俺はまっとうした、それだけのことだ。
姫を守り、王子に仕える。そういうもんだろ?騎士(ナイト)って…。
俺と矢田は親友だ。だからこれは納得のいく話なんだ。始めにも言った通り、脇役がいてこその主役。俺はそう思っている。
俺っていい男(ナイト)だろ?



これが俺の甘酸っぱい騎士(ナイト)物語…。

       END


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