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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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7.罪より先に与えられる罰は無い-15

「……うあっ!!」
 毛先が下着の表面を、磨くように擦り始めた。
 その瞬間、古アパートの中に美人モデルのはしたない嬌声が響いた。
 悠花は背を反らし、スタイル維持のために鍛えぬいた腹筋を使って、歯ブラシに向かって接点を押し付けるようにデニムミニの腰をグイッと付き出してしまった。クリトリスに巻き起こった快楽は、体の奥の脈動を次々と誘発し、我慢の末に漏れてしまった量とは比較にならないほどの愉悦の証を迸らせていた。痴態を晒しているのは分かっている。だが歯ブラシが下着を擦り、クリトリスが毛先に弾かれると、自分の意志ではどうにもならない。
「ふぁあっ……! 悠花ちゃんっ……! すっごいヤラしいよぉ……腰、腰がすごぉいっ」
 男茎を握り、強くこすると、音を鳴らして精液が根元からしぶきをあげた。
 ファッションモデルだからなかなか動いている姿はお目にかかれない、写真集発売の宣伝で出演していたTV番組で見ることができた、瀬尾悠花の姿は希少だった。しかし、どれだけくまなく映像メディアをチェックしても、こんな悠花は絶対拝めないだろう。
 両手を繋がれ、エアマットの上にそのスレンダーな肢体を横たえている。村本好みの服装で、捲くれ上がったミニスカートから下着の一部を覗かせてしまっている。三角形の空間に歯ブラシを差し入れられ、悠花が許した男でなければ絶対に触れることができない場所を、不躾にイジくられている。
 しかも……、悠花はそんな卑劣な愛撫に思わず腰を浮かせ、とてもテレビでは聞かせられない声を発している……。
「ああっ……、悠花ちゃん、イクッ……! 悠花ちゃんがクリトリス、イジられてるとこ見ながら、ザーメン出すねっ!!」
 村本は叫んだ。
 もはや輪ゴムの栓は意味を成さず、内ももへ大量の精液を漏れ出して、体毛にベットリとこびりついている。コンドーム内で滞留していた沈殿も陰嚢へと垂れ落ち、何本もぶら下がっていた。
 村本は尿道を駆け抜ける快感に震えながら、新たな精液を外部へ噴出していた。出しても出しても、萎えてしまうと思えなかったし、出せば出すほど、目の前の悠花を見る度に股間の疼きが強まっていく。
「あっ……、バカッ……、や、やめ……、ふうっ! ……キモいっ、……やめろっ!」
 眉を顰めて苦悶の表情を浮かべている。もう瞳は閉じてしまっていた。歯ブラシを動かす度に、長い脚をすり合わせ耐えようとするが、刺激に負けてグイッと腰を突き出してくる。
「はあっ……、ああっ……、悠花ちゃんっ、悠花ちゃん、もっとぉ……」
 まるでオモチャを与えられて何度も何度も遊ぶ子供のように、村本の歯ブラシは止まらなかった。興奮によってさらに強く、激しくクリトリスをイジり回した。
(濡れる……。濡らしちゃう……ああっ)
 腰を浮かせる度に、今まで男に抱かれた時に経験したことのないほどの激しい潤いが体の奥から噴射しているのを、悠花は驚きと自己嫌悪をもって察知していた。もう下着には、淫らな蜜を染ませてしまっているだろう。
 だが何とか、少しでも耐えれば、紺色の下着の外観では分からないくらいに押しとどめる事ができるのではないか……。そんな些細な希望に縋らなければならないほどに、歯ブラシで突起を蹂躙される絶望感は大きかった。
 そんな中、何度か意識が遠のくような感覚が悠花を襲っていた。やがてその間隔が連続的になってきて、ふっと襲う落下感への恐怖が悠花を苛む。
「ああっ……、止まらない。俺、またイッちゃうよぉ……。ザーメン止まらない……」
 男のキモ声と、精液が漏れ出る破裂音が、さっきより遠くに聞こえた気がした。


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