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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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7.罪より先に与えられる罰は無い-12

 歯ブラシが乳首に突きたてられ、細かい振動を送り込んでは弾き、また振動が与えられ……弾かれる。それを繰り返していたかと思うと、不意に悠花の豊かなバストの表面を円でなぞられる。悠花はスカートの予兆を何とか鎮めようと、そちらに意識を集中せざるをえなかったから、歯ブラシが直接当たる乳首は無防備のまま、陰湿な愛撫に晒されることになり、押し殺そうとしても漏れる甘ったるい声を、男の耳へ届けてしまう。
「……、は、悠花ちゃん? どぉ? 気持ちいい? 気持ちいいのぉ?」
 惚けたようになりながら、悠花の乳首、いや美人モデル自慢のFカップの全てを存分に弄び、楽しんだ末に、
「はううっ! んあっ……、またぁ……、で、出るうっ!」
 と、再び村本はコンドームに大量の精液を排出していた。
 射精の脈動の度に腰を前に突き出すその中心では、根元が縛られていて、たっぷりの精液を湛えたコンドームが白く膨らんで一回り大きくなっていた。短時間の間に、しかも手を使わずに達した二度の射精は、全く精量が変わらなかった。自分でも、このまま全てを出してしまって、干からびてしまうのではないかと想像してしまうくらい、経験の無い興奮だった。密封されているために、男茎は精液のヌメヌメとした感触に包み込まれているが、萎えてしまう気配はまったくなく、重力に逆らってまだ真上を向いている。荒くなってしまった息が少し整うと、跨ぐのをやめて、再び悠花の傍らに正座した。
 しかし、先程は開いた脇の近くの位置だったのが、腰の辺りにポジションを変えた。
「悠花ちゃん……。俺、オッパイも大好きだけど、この美脚も大好きだよぉ……、あはっ」
 ニーハイブーツの縁から覗く膝頭に毛先を軽く添える。
「んっ……」
 普段ならただ鬱陶しいだけの感触だったろうが、今の悠花には、膝頭からもゾワッと、ブーツの中のつま先、そしてミニスカートの中の太ももの付け根にまで焦燥が走ってしまう。両脚をピッタリと閉じ合わせても、焦燥の拡がりを防ぐことはできなかった。
「んあぁ……、は、悠花ちゃんの絶対領域、……最高だよぉ」
 と、少しめくれて下着の下端が顔を出してしまっているスカートの裾から膝までの、肌が露出した所を、触れるか触れないかといった微妙なタッチで歯ブラシが擦ってくる。しかも両脚同時に、ある時は二本シンクロして上下し、ある時は対照になるように一方は膝頭をなぞったかと思うと、もう一方は足の付け根辺りに侵入し、下着のラインまで到達してきた。
「んんっ……、やめてよ! キモいからっ……」
 男をなじっても、歯ブラシは止まらない。特に太ももの内側が毛先でなでられると、たまらないほどの乱掻が長い脚を一気に駆け巡るのだ。
「ん、やっ……!」
 唇を閉じたまま、一際高い声が漏れた。男の表情がニタァっと緩むと、顎からツーッとヨダレが垂れ落ちてきて、悠花の太もも近くのマットに、ポトッ、と音を鳴らす。
(こ、こんなヤツの前で……)
 声を漏らしてしまったのは、毛先がミニの中に侵入し、悠花の下腹部の中心、紺の薄布に包まれた丸みのギリギリを左右から撫でたからだった。瞬間、普段意識したことのない筋肉が急にググッと持ち上がって、何かが湧出してくる予兆が走ったかと思うと、下着の奥でトロリと漏れた。その感覚も、そして漏れ出たものが一体何であるかも、悠花は自認していた。。
「うふふっ……、は、は〜るか〜、ちゃんっ……。すっごいエッチだったよぉ? 腰、クイッてなってさぁ……」
 と、スカートの奥まで歯ブラシが差し込まれる。狡猾にも、媚丘の中心には決して触れず、そのせいで余計にもどかしさが際立つ。油断すると体の奥で蠢いて、また漏れ出してしまうのもしれないのを、必死に押しとどめる。
 悠花の耳に流れ込んできた、恐ろしい言葉――


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