赤玉効果検証-5
「その精の出し過ぎで弱ってる竿之介のちんちんを咥えて、姉上は何をしてたのですか。」
お満は中々起きない竿之介を起こそうとして、竿之介の肉棒にムシャブリついていたのだ。その行為は竿之介をさらに弱らすだけだったのだ。
「おほ、おほ、おほほのほ。そ、それよりも、肝心なおちんちんはどうなの?」
「『肝心』って…。まあ、全く何もありませぬよ。それどころか今もどんどん気力が溢れてくるようですぞ。ほれこのように」
竿之介の力強くびんびんに勃起する肉棒を見てお満はハッとした。
「あっ、赤玉の力だ!だからあれほどの精を出しても竿之介は平気なのですぞ」
「何ですか姉上、その赤玉って?」
お満は竿之介が寝ている間に起きた出来事を伝えた。
「…ってワケで、その赤玉が何とも美味だったんですよ。姉は口の中でコロコロと転がして甘美なお味を楽しませて貰いました」
お満の話を聞いて竿之介は驚愕した。欲望のままに、童貞のままで打ち止め寸前まで自分を弄んだお満を睨んだ。
「精の打ち止めの赤玉が出ただあ?母上と姉上は一体何をしているのですか。まだ元服もしてないのに打ち止めするまで絞り取ろうとしたのですか」
「ああん、言わないで〜、姉はどうかしてたのです。あっ、若しかして母上に操られていたのかも。はっ、どうして2人は裸なのですか?あれ、今まで何をしてたんだろ?ここは何処?あなたはだあれ?」
お満は自衛本能のままに惚けた。
「姉上!!!」
いつも都合が悪くなると記憶喪失になるお満を竿之介は睨んだ。
「で、でも結果的に、姉のお陰でそなたは精力絶倫になったのですぞ」
慌てたお満が言った単語に竿之介は反応した。
「精力絶倫…。真ですか?で、では、幾ら精を出しても尽きる事は無いのですね」
「ええ、そうみたいね。今もおちんちんギンギンだし…」
射精したばかりなのに、いまだに勢いよく勃起する竿之介の肉棒を、横目で見ながらお満は上気した。
「じゃあ、姉上、もう一回しましょうか」
「やあねえ、やらしいんだから。幾らなんでも姉弟でそんなことばかりするのは嫌ですよ」
姉らしく威厳を込めて振る舞うお満。しかし、聡明な竿之介には通用しない。
「じゃあ、止めましょう」
アッサリと引き下がった竿之介にお満は慌てた。
「ば、莫迦、どうしてそんな事言うのよ。あ、姉はいいとしても、そんなことしたら母上が悲しむでしょ。なんて親不幸なの竿之介は。ね、母上はやって欲しいよね…」
お満が頭の中に話しかけたが、いつも煩いお敏の返事は無かった。
「母上…」
訝しんだお満が脳内に意識を向けると、意識を飛ばし、全裸のまま足をだらしなく開いたお敏がプカプカ浮かぶ姿が脳裏に映った。
「やあねえ母上ったら、またおまんこ広げたままで」
頭に浮かびそのまま口から出たお満の言葉に竿之介が反応した。
「何ですと!今、姉上の中で母上のアソコは丸見えですか?」
「え、ええ」
「見たい!姉上、竿之介にも見せて下され」
「いやよ」
「お願いします。この通り」
竿之介は両手を合わせてお満に頭を下げた。