赤玉効果検証-4
4度、5度と強烈な射精液は、寸分違わずにお満の左右の乳首に交互に当たった。そして奇跡の様な事が続いた。乳首を震わす程の勢い陰ってくると、角度を変えた射精液はお満の喘ぐ口の中に続けざまに飛びこんだ。その緩やかに放物線を描く精液の流れは、お満の喉を甚振る事無く、優しく潤していく。
そして射精の勢いが弱くなるにつれて受け側のお満は、射精毎の最終到達点を予想しながら、あんぐりと開けた口を竿之介の肉棒に近づけていった。そして射精が終わると同時に、お満は竿之介の肉棒をパックリと咥えるとそのまま肉棒にムシャブリついた。
ゴク、ゴク、ずずずう、ゴク、ゴク、じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ。
口に溜まった青臭い液体を飲みこみ、竿之介の肉棒の中に留まる精液を綺麗に吸い取っていった。
しばらくすると、お満の立てる卑猥な水音に混じって、お満の股間から竿之介の苦しそうな声が聞こえてきた。
「あ、姉上〜、くるしい〜、汁で溺れる〜〜〜」
驚いたお満は二つ巴の姿勢で竿之介に密着していた体を浮かせて、自分の胸の谷間を通して竿之介の顔を覗き込んだ。すると、いまだに蜜が滴り落ちる自分の割れ目の下で、顔をビショビショに濡らした竿之介の喘ぐ姿が見えた。
「あら竿之介、大丈夫、どうしたの?」
「ど、どうしたもこうしたもないですぞ、姉上の汁で溺れるとこでしたぞ!」
竿之介は苦情を言いながら、お満の秘豆を軽く指でピンと弾いた。
「やあああん、逝くうううう」
その一撃でお満はのけ反った。それと共に大量の愛液をブシュウっと放出し、その汁は竿之介の顔に降り注がれた。信じられない事に、お満は竿之介の軽い一撃で再び絶頂を迎えてしまったのだ。
「うわああ、洪水だあああ」
この2回目のお満の絶頂で、竿之介はお敏の絶頂の衝撃波を受ける事は無かった。なぜなら、1回目の絶頂でお敏が意識を飛ばしていたからだ。
はあ、はあ、はあと疲れ果てた姉弟は、気だるい余韻に浸りながら、しばらく呼吸を整える事に専念する事にした。
「ふうう、気持ぢいがったああ」
絶頂の感想がお満の口から素直に出た。
「何が『気持ぢいがった』ですか。見て下さい、竿之介の顔は姉上の噴き出した汁でビショビショですぞ」
お満の脱ぎ散らした着物で、顔を拭きながら竿之介がぼやいた。
「あっ、姉の着物で拭かないでよ。それに姉も竿之介の精で体がビショビショなのよ。お互いさまじゃないの。それに姉の汁と違って竿之介の精はべとべとじゃないのよ。見てよこれ、やだやだ。姉は竿之介の着物で拭くからね」
そんな口調に反して、お満は女体を穢す精液を指で集めると、その指を嬉しそうにペロペロと舐め出した。そんな自分を見つめる竿之介の卑猥な視線を感じたお満はある事に気づいた。
「じゅぼ、じゅぼ、ん?あれ、竿之介?」
「はん?どうしました姉上」
「今気づきましたが、どうして起きてるのですか?」
「『どうして』って、何を呆けてるのですか。さっきから起きてますぞ」
「いえいえ、そうではありませぬ。昨日の竿之介はブシューと精を飛ばした後は、しばらく意識を失ったままだったのですよ。でも今日はどうして起きてるの?」
「そう言われれば、昨日は体の底から力が抜かれた気がして、途中で何もわからなくなったような…」
「そうなのよ、精を一杯出して気を失ったのよ。体は何ともないの?」
「体は大丈夫です。ムチャクチャ気持ち良かったですぞ」
「そうなの、よかったわね。でもさっきは中々起きないから心配してたのですぞ。精の出し過ぎで弱ってるのかと」