鈴音〜SIDE STORY〜-2
「またね〜」
あたし達は別れた。光ちゃんと話が出来なぃ。公園が見えてきたので思い切って‥
「光ちゃん公園よりたいな!」
「いいよ。」
あたしと光ちゃんはブランコに座った。
「光ちゃんさ、香織に告られたでしょ?」
「うん。でも断っちゃった‥」
「え〜〜?断っちゃったの?なんで〜?」
「なんでって‥‥が‥‥だから」
「何?聞こえない」
「だ〜か〜ら〜‥俺は…鈴音のことが好きなんだ」
「えっ‥?」
あたしは涙が出た。
「俺じゃダメなのか〜?」「あたしも…大好き!」
「本当か?ヤッター。なんかホッとしたらノド乾かない?ジュース買ってくるけど?」
「乾いた!あたしはお茶がいいな」
「了解!行ってくるな」
と言って走っていた。
「あたしが光ちゃんと両思いだったなんて…えへへっ…」
その時だった。キキ〜〜ドンッ…。なんだろう?なんか嫌な気がしたので行ってみた。そこには血だらけの光ちゃんが倒れていた。
「ぃゃ〜‥光ちゃん‥」
すぐさま救急車が到着して光ちゃんは病院に行った・あたしも一緒に救急車に乗った。病院についてからはすぐに手術が始まった。数分後光ちゃんの両親が来た。
「鈴ちゃん。光一は?」
「今…手術中……デス。」5時間が過ぎたときランプが消えた。あたしはすぐに「先生、光ちゃんは?光ちゃん?」
「命に別状はありません。しかしいつ意識が戻るか分かりません。」
「えっ?」
あたしは先生が何を言っているのか分からなかった。事故の日から毎日病院に通ってぃる。5ヵ月が過ぎたある日。いつものようにあたしは光ちゃんの病室にきた。
「光ちゃん。今日はねぇ…」
毎日学校であったことを話している。でも光ちゃんは反応してくれない。その時涙が出てきた。
「光ちゃん、起きてよ!せっかくあたしのキモチ伝えたのに…」
その時だった
「す…ず…ね…」
あたしは耳を疑った。でもキキ間違いではなかった。「光ちゃん!」
あたしは光ちゃんに抱きつき泣いた。先生の話では奇跡としか考えられないらしい。それから高校を卒業し、大学を卒業し、就職して結婚した。これからまた2人のストーリーが始まる…