淫交悦夜-10
着て居間に下りた。片づけをしようとしたのである。
プールサイドで自分が脱ぎ捨てたパンティーを拾い上げ、ウェストにねじ込んだ。
ソファやクッションを片付けたり、食器を洗ったりしているとクミコがおりてきた。
「あ、ありがとうございます。適当でいいから切りのいいところで置いといてください。今、コーヒー入れますからね。」
コーヒーとクロワッサン、冷蔵庫に入れて置いた昨夜の料理などで3人は朝食をとりながら、、。
「マイさん、私すっかりレイカさんと意気投合しちゃったわー。」
「でしょう。こうなるって分かってたから紹介したのですよ。」
「ほんとうに夢のようなひと時を過ごさせてもらって感謝してます。クミコさん」
「また、やりましょうね。レイカさんのためにSM部屋でも主人に言って作ってもらいましょうか?」
「いやだー、やめてください、、、。私、そんなハードじゃないんだから、、、。」
「目覚めてないだけかもよ、、。」マイが口を挟んだ。
女達のHな話題にも関わらず、弾んだそして上品な笑い声が響いた。
しばらく女達の長話がつづいた。
年に3回くらい集ろうということ、場所はクミコの家や趣向を凝らしたホテルとか。そして、これはという男を捜しておくことなども取り決められたのである。
クミコは例のバス停まで送ってくれた。
レイカは12:15分の機上の人となった。
クミコの言ったように“2週間くらいもつのかもしれない。“
と本気でそう思えるほど、あそこへの刺激は忘れえぬものであった。