招かれざる客-2
ジェームスに食事が運ばれた。ジェームズは腹ペコだったが、持ってきた係りの女に腕が痛むので食べさせて欲しいと媚びた目で頼むと、女は嫌とは言えなかった。次第にベッドに身を寄せ合って給仕するようになった。女も男のたくましく汗臭い体に惹き付けられた。「キミは“デザート”っていう名なんだよね。」「そう呼ばれることには抵抗はないわ、、。」ジェームズは抱き寄せキスをした。豊満な乳房に顔をうずめ19歳の奴隷を犯しにかかった。ジェームズは驚くのに一分もかからなかった。なんと古典的な貞操帯が目的を阻んでいた。こいうこともあろうかとイオナは世話係にはめさせたのだった。しかし、ジェームズは女のヘアピンを抜き取ると鍵を開け、その邪魔者を取り除いた。“にわかデザート”はデザートに成りきろうとした。こんなチャンスは滅多に来るものではない。言い訳ならいくらでも出来る。ナイーブながらこいう淫欲に対する頭の回転は利く子であった。ジェームズは危険も顧みず、欲望のみに邁進した。クリトリスを舐め上げ、軽く噛み、舌で転がしもてあそんだ。左手で乳首を右手でヴァギナとアナルをまさぐった。「いやらしいわ、その慣れた手つき、、アンン、、、溢れちゃう、、、!」女のフェロモンがいっそうジェームズを駆り立てた。彼にとってもティーンエイジャーは久しぶりであった。筋肉と肌に張りがあるフレッシュな肉体、中でもあそこは締りがよかった。濡れ方も半端なく匂いも動物的できつかった。まるでアナルのようなヴァギナであった。王に一回きりの貫通式を受けた体は新車同然であった。この奴隷の名はパメラ。ブラジルと中国のDNAを有していた。お尻の張りはブラジル的である。色の白さとヴァギナの小ささは中国的と言えようか。パメラは枕を使って声を押し殺した。ジェームズは後ろから前から突きまくり、フィニッシュとして自分が下になりパメラを後ろ向きに座らせ股を抱え抜き差しを繰り返した。窓からの視線の主達にこれみよがしに見せつけた。パメラは我を忘れ不覚にも枕を落としてしまった。「ウウッツ、、アーッ、、イイッ、イクーッ、、!」男根を抜いた瞬間、スクワートは激しく、影のある窓にまで飛んで行った。ジェームズはパメラの顔にのしかかるように口の中にその熱いほど走りを流し入れた。パメラは当然のことのように飲み込んで行った。ジェームズのそれを嘗め回してきれいにし、ボールを片方ずつ口にほうばった。いつもこんなにハチャメチャにしても、今までジェームズは難を逃れてきた。天性のラッキーな男であった。ブリュッセルにいたQ氏のもとに“招かれざる客”の情報が届いた。ジェームズは敵国のスパイに捉えられエーゲ海を護送中、嵐で船が難破。彼は海に飛び込んで島に漂流したとのことであった。すぐにMI6に引き取りに来させてもよかったが、ここは彼らに恩を売るためにも連絡をしなかった。彼はすぐに島へと飛んだ。途中、イオナに指示を出しておいた。ジェームズはイブらに銃を突きつけられ宮殿のすぐ近くにある遺跡の中に作られた檻に監禁された。一晩漂流し、たった一度の食事で驚異的な回復力を得るのは妙であった。イオナが強精剤を仕込んでおいたのである。「あなたの下半身は危険極まりないわ。上半身だけなら宮殿に招待さしあげるところなのですけど。しばらくはそこでくつろいでいてくださいね。」「私はどうなるんだい、死刑なのか。そうでなくてもこの倦怠感ではあまり持ちそうにないな。」「励みすぎたんでしょう?!私が奴隷に化けて部屋に入りたかったくらいだわ、、、、フフフ、、。」そういうとイブたちは帰っていった。王が島に戻った。イオナとイブにジェームズの処置について話している。「彼が望む通り、腹上死の機会を与えよう。ちょうど明日のオーブの出し物に最適ではないか。」「娘達にあてがってもよろしいのですね。何人くらいに?」「全員だよ。私達も含めてだ。」「えっ、!」イブは少し顔を赤らめた。「おい、おい、嬉しそうだな。」王は揶揄した。詳細な計画を王は二人に伝えた。