第32章 私の全てを撮らせてあげる-2
「脱がせて」
ひたぎが昴に背中を向ける。昴がぎこちない手つきで背中のファスナーを下ろすと、ひたぎがさらりとドレスを脱ぎ落とす。
「ホックを外して」
昴がブラのホックを外すのに手間取る間も、ひたぎは静かに待っている。ホックが外れブラを取り去ると、ひたぎは昴に向き直った。
「ショーツも脱がせてちょうだい」
昴がひたぎの脚元に跪く。くびれたウエストの美しいラインが眩しいほどだった。昴は、震える手をショーツに添え、優しい手つきでショーツを引き下ろした。
昴の目の前に滑らかな肌が露わになる。ひたぎのそこは陰毛を一切纏わぬパイパンだった。そのぬけるように白い肌と妖艶な曲線を目の当たりにし、昴は目眩を覚えていた。
降ろされたショーツからハイヒールをするりと抜きとる。役目を終え昴はカメラを取り立ち上がろうとした。
「待って・・・私のそこにキスマークをつけて・・・」
「キスマークを・・・」
「処女の三蜂ひたぎを撮るのでしょう。でも、誰のものを受け入れるのか決められていない処女で良いの?」
昴の呼吸が乱れ、胸が大きく揺れる。
「ああ・・・この美しい処女が八蜜昴のものだという記しを残すのか・・・」
ひたぎの激しい提案に目眩を覚える。
「さあ、あなたの記しを残しなさい」
昴が、ひたぎの尻を抱え込むようにして、ひたぎの処女に唇を寄せ、強く吸い上げた。
「んん・・・」
ひたぎの甘い声が響く。唇を外すと、ひたぎの真っ白なパイパンに赤いキスマークがくっきりと残っていた。
昴がカメラを向ける。一糸纏わぬひたぎが広いフロアで躍り出す。昴が夢中でシャッターを押し続ける。
悪戯っ子のような笑顔で、くるくると回り踊るひたぎ。ひたぎが窓辺へと向かう。差し込む太陽の光を浴びて、ひたぎの真っ白な裸体が浮かび上がる。
ひたぎが背中を向ける。引き締まったヒップが左右へと揺れる。
ひたぎの瞳が妖艶な光を帯びていく。
ひたぎの右手がソファーの背もたれに掛かる。そして、ハイヒールを左右に開くと、ヒップをカメラに向かって大きく突き出した。
「!!!!!」
赤いハイヒールが支える脚はあまりにも長く、引き締まったヒップへと美しい曲線を描いて伸びていく。そして、開かれた脚に続くヒップは、無残に割り開かれ谷間の奥が露わになっていた。
昴は、その美しさに我を忘れて見とれた。
見事な美脚に支えられた谷間のその奥は、真っ白な肌がぷっくりと盛り上がり、その中心に一本のスリットが入っていた。ただ、昴の付けたキスマークが見えない。
「どうしたの?撮らないの?」
「キスマークが見えない・・・キスマークを追加するよ」
「あなたのものよ。好きなだけ付けなさい」
昴がひたぎの後ろに跪き、ひたぎのパイパンを覗き込む。
「ひたぎ、本当に綺麗だ・・・」
昴の声に反応するように、ひたぎのパイパンがびゅくりと反応する。昴は、震える手でひたぎの尻肉を掴み、左右へと押し開いた。
ひたぎのスリットが左右へと割れる。
「んん!」
ひたぎが思わず声を上げる。
「キスをするよ」
昴がひたぎの尻に顔を埋める。ひたぎの体が小刻みに震えだす。
昴の唇がひたぎの滑らかな大陰唇をなぞっていく。昴の唇が止まる。大陰唇を強く吸い上げる。昴の唇が滑る。大陰唇を強く吸い上げる。昴が吸い上げる度に、ひたぎの甘い吐息が漏れ出す。
「ん、んああ・・・んん・・・んんん」
昴の唇が大陰唇を一周し、次々とキスマークを付けて行く。そして、膣口とアヌスの間の柔肌をついばみ、強く吸い上げる。
「んああああ!」
思わぬ場所を吸い上げられ、ひたぎが悶える。
「まだだよ、ひたぎ。この内側も僕のものだ。」