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霊感のある僕とない彼女のエッチ
【コメディ その他小説】

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覗くな-1

僕は幼少の頃から霊感がつよい。そう、“見える人”というやつ。
 小さい頃は怖い思いをすることも多かったけど、二十歳になった今では流石になれてしまって時々ビックリさせられるぐらいだ。そうそう、この間も通っている大学の個室トイレを開けたら宙に足がプラプラ浮いていてウンコをちびりそうになったっけ。
まぁ、基本的にはこちらからアクションを起こさない限り、霊に害はない。なるべく知らんふりするのが一番だ。
 僕は社会人の年上の彼女がいる。実はこの彼女の家にもいるのだ。霊が……。
 でも、彼女にそんなことは絶対に言わない。だって一人住まいの彼女は、実家から大学に通う僕にとってはホテル代を節約できる、たいへん貴重な存在でもあるからだ。
幽霊がいる部屋なんて言ったら間違いなく引っ越すだろう。当然しばらくの間、貴重なエッチがお預けになってしまう。
 今日は彼女から久々にエッチOKのお許しが出た。
 僕は夕方になるまで浮ついた気分で過ごして、彼女の帰宅時間になると勇んでアパートに行った。もし僕に尻尾があったら千切れるくらいに振っていただろう。
 エッチのみの時はお互いに食事をすませているのがパターン。洗い物やら片付をするのが面倒くさい。まぁなんだかんだ言っても彼女自身もエッチが好きなのだ。
 彼女の部屋に入ると、なんだかいつもと様子がちがう。一瞬多くの人の、人息れみたいなものを感じたが、直ぐに消えた。
 「お風呂入ってくるね」
 彼女がお風呂に入っている間にさりげなく部屋を見回した。そう、この部屋には覗きのハゲおやじの霊がいるのだ。
普通、霊といわれる存在はエッチしている時などは出てこないものなのに、このハゲおやじだけは例外なのだ。彼女と僕がエッチしていると離れた所でジッと見ている。
 人畜無害な覗きの霊に貴重なエッチを奪われたくないので、僕は敢えて無料で見させてやっているのだ。
 バスタオルを体に巻いて彼女が風呂から出てきた。うひょー、いつ見てもナイスな姿。彼女はダイナマイトボディーなのだ。
 ケケケッ! 僕は彼女と入れ替わりに風呂に入りチンコと尻の穴だけチャッチャッと洗った。
 僕もバスタオルだけ腰に巻いて風呂から出ると彼女は鏡台の前に座って髪をドライヤーで乾かしていた。そして部屋の真中には既に布団が敷かれていて、いつでも襲ってください状態だ。
 「ねぇ、やけに風呂の時間短くない。ちゃんと洗ったの」
 「うんうん洗った、洗った。ケケケッ!」
 僕は彼女の後ろから抱き付いて豊満な胸をもみ始めた。
 「あ〜ん、だめ。だめだったらぁ〜」
 彼女も満更ではなさそうな甘い声で、一応拒否。
 ケケケッ! 僕のペニスはガチガチに硬くなって、バスタオルの中に角がはえているみたいになっている。
 だがその時僕は彼女の足元に、あのハゲおやじがいるのを発見した。鏡台の狭いスペースにおさまり彼女のむっちりした太腿の間に顔を入れているではないか!
 僕は彼女を後ろから抱きかかえて布団に投げ出し、椅子を鏡台の中に乱暴につっこんだ。
 「あん、いやだぁ。ちょっと電気消して」
 襲いかかる僕を跳ね除けて彼女は部屋の電気を消した。
 げげげっ……。薄暗くなった部屋の奥に多くの人影が見えるではないか。霊には厚みがないので狭いスペースに多くの人間、いや霊が納まることができるのだ。今日にかぎって何故こんなにギャラリーが多いのだろうか。
決まった霊がいるところには通常他の霊が入ってくることはない。あのハゲがショバ代取って呼んだにちがいない。クソッ。
「ねぇ、どうしたのぼんやりして。なんだかヘンよ」
万が一にも彼女に霊の存在を知られるわけにはいかない。こうなったら今日はさっさと終わらせるしかなさそうだ。僕はいきなり彼女の股間にむしゃぶりついた。
「あっあ〜ん。いきなりそんなとこ……」
僕の舌さばきは彼女のお気に入りだ。彼女を即逝かせて、僕も早いとこ出してしまおう。
「ああん。いい……。同時にされちゃうとすぐに逝っちゃう……」
「へっ? 同時ってなに……」
レロレロしている顔をあげると彼女の乳首を手首だけの霊が摘まんでいるではないか。
「しっ! しっ!」
あわてて僕は彼女の乳首を摘み上げている手を払いのけた。
「うん? 虫?」
「なんでもない、なんでも。ほらほら後ろになって」


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