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霊感のある僕とない彼女のエッチ
【コメディ その他小説】

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覗くな-2

僕はお気に入りのバックスタイルに彼女をせかした。くびれたウエストから広がる大きめの尻を見ながらするとたちまち逝ってしまうのが常だ。ペニスに手を添えて彼女の腰を持ったときだ。彼女の足の間に仰向けになった顔だけの霊が局部を食い入るようにみているのを見つけた。
(おわっ! こいつマニアック。てか、超いやらしい野郎だ。接合部分をまじかで見るのかよ)
ここで萎えるわけにはいかない。僕は彼女に繋がってヅンヅン突き上げた。
「あっ! いいっ! すごい……」
繋がったまま仰け反る彼女のうしろ姿を見ても僕はいつものように射精には至らなかった。なんだかお尻の穴がむずむずして股座の下にある顔が気になってしかたがなかった。頭を無にしてしゃにむに腰をふっても一向に逝きそうな気配がしない。ペニスはギンギンになっているのに気持ちが全くのらなかった。
 「あっ、あっ、すごいわ! なんだかいつもと違う……」
 人に見られて、というか霊に見られながらするのはちっとも気分がのらなかった。他人のエッチは見るのは興奮するけど、見られるのは逆に気分が萎えるものだ。
 「ちくしょうー、次だ、次」
 僕は彼女を騎上位にして大きな乳房が揺れるのを見ながらすることにした。
 「どうしたの今日は……。随分せかすわね。あっ! いっ!」
 彼女はすぐに反応し出した。
 (おっ、いい感じ。おっぱいが更にデカくなってきたな……。その表情いいぞ。うん!?)
 思わず声が出そうになった。彼女の頭の上にチョンマゲのように、しんなりとしたペニスが乗っているのだ。しかも僕より大きい。
 (カァー! ふざけんなよ)
 僕は頭にきたが、何も知らない彼女に怒りの意味を伝えるわけにもかいず、ひたすら突き上げていた。伝えるにしても何ていえばいいんだ。君の頭にデカチンが乗っているんだけど、てかぁ! ああ何だかバカバカしくなってきた。
 なるべく彼女の顔を見ないように、うねる腰をみてひたすら突き上げ作業に没頭した。
 彼女が体をガクガクさせて盛んに声をあげている。僕はついつい彼女の顔を見てしまった。
 「げっ!」
 思わず声を出してしまったが身悶えする彼女には聞こえなかったみたいだ。頭の上の大きなペニスが勃起しているのだった。大きく反りかえったデカマラは裏筋を見せて彼女の頭にそびえている。まるで角が生えているみたいだ。
 彼女のうねりにあわせてペニスもうねっている。どういう意図で彼女の頭にオッタテているのかさっぱり解らない。
(んもー! 誰にも邪魔させないぞ)
今度は彼女を抱え込んで正常位にして体全体をすっぽりと覆うようにして隠してしまった。
(うはははっ、これでもう、いたずらさせないぞ)
ズッ、ズッ、ズッ!
彼女の体ごと動かすようにつき入れると、どんどんと昂ぶっていく。やっと奴ら退散したかなと思って被さっていた頭を上げると僕らの周りは、押すな押すなの幽霊だらけだった。
(な、なんだコリャ……)
あきれながらも僕は彼女に腰を打ちつけていると、部屋中に低い声が聞こえてきた。
(うん? なんだ)
よいしょ、よいしょ……
最初はただの低い音が、だんだんとハッキリ聞こえてきた。それは僕の腰の動きに合わせている霊達の合いの手だった。そして周りの霊達も腰を動かし始めた。
よいしょ、よいしょ、よいしょ
僕達を囲むように群がる無表情の幽霊どもが僕の動きに合わせていっせいに腰を突き出す。
(ふざけんなよ、もう)
ふと後ろをみるとハゲおやじが嬉々として、日の丸の扇子を僕の腰の動きにあわせて煽っている。
よいしょ! よいしょ!
(おい、どこからそんなモノ持ってきたんじゃ、ハゲ。コラ!)
「あああん、すごくいい!」
彼女だけが感じまくっていたが、僕の気持ちは覚め切っていた。もうやめにしたいが、ペニスは相変わらずいきり立ったままでフィニッシュもしないまま終わるのも不自然だ。
しかたなしにやる気のないまま散漫な腰振りをするのだが、それが焦らし効果を生み出して彼女がよけいに逝きまくっていた。腰をつき入れるたびに大きくのたうつ。
よいしょおぅ! よいしょおぅっ!
なんだか大相撲の横綱土俵入りみたいになってきた。
(あ〜あ、もう勘弁してよぉ〜)
よいしょうおぅっ!
僕はヨレヨレ腐れなれじと、気分の乗らないエッチを延々としていた。

                              おしまい


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