オ-8
整わない息のなか、汗で身体がひんやりと感じたころ
抱きしめられながら布団をかけてくれた。
「真樹。疲れた?」
「ん」
疲れて眠りそうな私をクスクス笑う。
「寝ちゃいな。明日は夕方まで一緒にいられるから」
夕方までが私の時間か・・・・
寝そうな頭の中で
ぼんやりと「私の時間」を計算した。
満足しなきゃいけない。
たとえ――――
それが「10」の時間であっても・・・・・
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