B夏帆の性欲-3
夏帆はインターホンを鳴らす。
すると、スピーカー越しに聞き覚えのある声が聞こえた。夏帆がその声に応えると、すぐにドアが開いて、夏帆を出迎えてくれた。
「お久しぶりです、ケイコさん。最近、全然連絡できなくてごめんなさい。」
「久しぶりね!いいよ、ほら、上がって!」
夏帆は出迎えてくれたケイコさんに軽く会釈して言うと、ケイコさんは笑って、そう応えてくれた。
ケイコさんに案内されて、夏帆がテーブルの前にある椅子に座った。
ケイコさんは夏帆が椅子に座るのを確認してから、夏帆の向かい側の椅子に座った。
テーブルの真ん中に数種類のサンドイッチとソーセージ、それに色とりどりのチーズが盛られた大きなお皿とオレンジジュースの入ったグラスが置いてある。
「夏帆さん、今日は激しくなると思うから、しっかり栄養取っておいてね」
夏帆がサンドイッチにパクつき、オレンジジュースで流し込む。それが落ち着いた頃、ケイコさんが夏帆に話しかける。
「今日はタフくんとうちのブラウン、両方の相手、お願いね」
「はい、こちらこそお願いします」
夏帆がそう言うと、ケイコさんは満足そうな笑みを浮かべた。
「食事も済んだみたいだし、そろそろ行きましょう」
ケイコさんが立ち上がる。それに釣られて、夏帆も立ち上がった。