わ-2
首筋を舐められ
そのまま手のひらの感触とともに乳首を刺激される。
交互に舐められた乳首は甘噛みされて
その痛い感覚にビクンと身体がしなる。
痛いはずなのに
もっともっと、と自分から雅哉の口元に乳首を持っていけば
「おねだりしろよ」
と乳首の周りをゆっくりとなぞられた。
「かんで?」
「何を?」
「ちく・・・び」
それでも人差し指一本でゆっくりとなぞるだけ。
「真樹。ちゃんと言わないと分からないな」
「ん・・はぁぁぁっっ」
それでも刺激を与え続けられて感覚が鈍って行く。
「お願い。雅哉。ちくび・・・噛んでぇぇ」
「よくできました。ご褒美な」
そういうと今まで以上の感覚で
乳首を噛まれ
ねっとりとした部分に指を置くまで入れられる。
奥の方を指を曲げられて刺激されれば
身体がその感覚をもっと欲しくて指に身体をこすりつける。
「もう入れるよ」
それは問いかけじゃなくて
決定事項で私は浅くなった息の合間に身体から離れた雅哉を探す。
私から離れた雅哉は手を伸ばして枕元のゴムを取ると
装着した後
「メいっぱい感じさせてやる」
と言いながら入ってきた。
「はぁ。。はぁ。・・・・ぁぁぁんっっ」
「声出せ」
「まさ・・・や」
「声出せ、まき」
「まさやぁぁぁんっっ」
「その顔、他の男に見せんじぇねぇぞっっ」
「んんぁぁぁぁっっ」
あれだけ意地悪な顔で私に愛撫したくせに
最後はぎゅっと抱きしめて同時にイった。
雅哉も息が荒い中
ゴムだけ外して
私をぎゅっと抱きしめてそのまま寝た。
山梨から来て疲れてるんだね。
なんだかほっとした感覚の中で
ブーッと雅哉のスマホのマナーモードが
ずっと鳴っているのだけが耳に残った。