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師匠と先生の華麗な愛情生活
【ラブコメ 官能小説】

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第一話 馴れ初め-1

第一話
馴れ初め

1.
  日本舞踊の師匠、花柳 梓(あずさ)の肩に、彼女のタンゴの先生、中村淳一の手が触れた。
梓は俯いたまま、待った。

 淳一の手に力がこもり、引き寄せられる。
梓は上体のバランスを失って、淳一の膝に手を突いた。顔を上げると、淳一の顔が目の前に。
梓は、すばやく、唇を舌で湿らせた。

んむぅ うふぅん

 私は、思わず鼻を鳴らしてしまいました。
 淳一先生の唇は、豊かで、暖かかった。
   おいしい。
 だってそうでしょう。亭主が糖尿病を患って・・・原因は飲み過ぎなんですげどね・・・挙句の果てに前立腺がんで手術、もう10年近くもアレがご無沙汰なんですのよ。
 
ドクターは
「手術をすると、あちらの方は不能になります。緊急と言うわけではないので、奥様と良くご相談になって決めてください」
「結構です。すぐ、やってください。なあ、お前、もういいよな」

 そんな時、医者の前で私はいやだなんて言えますか。
で、結局手術をして、昨年亡くなるまで、糖尿のため透析が必要になり、10年もの間、3日に上げず病院通い。
 女房の役目ですから、それはもう、必死になって看護をしましたよ。
 私は、尽くすタイプなんで、そうせずにはいられなかったんです。
 
 突然にアレがだめになって、辛かったですねぇ。
 私は、好きな方だから。仕方がないから、自分でねえ。クリトリスを弄るんです。おっぱいを揉みながら。

 
 淳一の舌が、歯の隙間から侵入してくる。梓は、控えめに舌を絡めた。
 淳一の指先を乳房に感じて、梓は思わず舌に力を込めた。
 淳一の指は、ブラの脇から、乳房を包んでやわやわと、乳房を上えと上えと揉み上げる。頂上にに達した指先が、乳首を摘まんで揉み揉みする。
   
ああぁあぁぅぅぅっ
 
梓はたまらず漏れる呻き声を、噛み殺した。




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